肩の痛みは「使いすぎ」だけじゃない?

おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は335日目の投稿です。

「雪に耐えて梅花麗し」っていう言葉、ご存じですか?厳しい寒さを乗り越えてこそ、梅の花は美しく咲く。つまり、“苦労の先にこそ、本当の美しさや価値がある”という意味です。ストレートに「頑張れ」って言われるよりも、こういう言葉のほうが心に染みるときってありませんか?毎日の業務でも、しんどい局面や“理不尽だな…”って思う場面はあると思います。でも、そういうときに「この経験が、後で誰かの役に立つかもしれない」とか「これを越えた先にちょっと誇れる自分がいるかも」って思えると、ちょっとだけ気持ちの持ちようが変わってきます。花が咲くのは春。でも、その準備をしてるのは、誰も見ていない冬の間なんですよね。それでは、今日も1日頑張りましょう。

「最近、肩が動かしづらい」「重いものを持った覚えもないのに痛い」――そんな肩の違和感、感じたことはありませんか?

肩の痛みといえば「使いすぎ」が原因と思われがちですが、実はその逆、「使わなさすぎ」も大きな原因になることがあります。

動かさないことで起こる肩の変化

肩まわりの筋肉や関節は、動かすことで血流が保たれ、滑らかに動くようにできています。 しかし、長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、家での静かな生活が続くと、肩甲骨や腕を動かす機会が減り、可動域が狭くなってしまいます。

その結果、次のような変化が起こります:

  • 筋肉がこわばり、血行が悪くなる
  • 関節内の潤滑液が減り、動きがぎこちなくなる
  • 肩甲骨と腕の動きがずれて、特定の部位に負担が集中する

このような状態が続くと、「四十肩」「五十肩」「肩こり」「首こり」などの不調につながりやすくなります。

「痛いから動かさない」は悪循環

肩に違和感や痛みがあると、「安静にしたほうがいい」と考えがちです。 もちろん、炎症が強い場合は休息も必要ですが、長期間まったく動かさないことは、かえって回復を遅らせてしまいます。

関節は“動かすことで守られる”組織。
無理のない範囲で少しずつ動かすことが、肩の健康を保つために重要です。

肩を守る「小さな動き習慣」

肩の不調を防ぐためには、特別な運動をするよりも、日常生活の中でこまめに肩を動かすことが効果的です。 例えば、こんな習慣を取り入れてみましょう:

  • デスクワークの合間に、肩甲骨を寄せたり上下に動かす
  • テレビを見ながら、腕をゆっくり回す
  • 朝起きたら、両手を上に伸ばして深呼吸する

これだけでも、肩の筋肉や関節が目覚め、血流が促されます。

まとめ

肩の痛みは「使いすぎ」だけでなく、「使わなさすぎ」も原因になります。 動かさないことで筋肉や関節がこわばり、痛みや不調を引き起こすことがあるのです。

大切なのは、無理のない範囲で肩を動かし、血流を保つこと。
日常の中で少しずつ意識して動かすことで、肩の健康を守ることができます。