脊柱管狭窄症はどんな痛みが出る?特徴と見分け方とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は298日目の投稿です。

今日は「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」について、わかりやすくお話ししていきます。
「腰が痛い…」「歩くと足がしびれる…」そんなお悩みを抱えている方、もしかしたらこの病気が関係しているかもしれません。
脊柱管狭窄症とは?
背骨の中には「脊柱管(せきちゅうかん)」という神経の通り道があります。年齢とともに、背骨や椎間板、靭帯が少しずつ変形していくことで、このトンネルが狭くなり、神経が圧迫されてしまう状態が「脊柱管狭窄症」です。
この圧迫が原因で、お尻や足に痛みやしびれが出現します。
痛みやしびれが出やすい場所
- お尻
- 太ももの裏(ハムストリング)
- ふくらはぎ
- 足先
「ビリビリ」「ピリピリ」「ジンジン」という感覚が出ることもあり、片側だけの場合もあれば両側に広がることもあります。
腰の痛みは意外と軽め?
脊柱管狭窄症では、腰自体の痛みは強くないことも多く、「足のしびれや痛みの方がつらい」と感じるケースがよくあります。
「間欠跛行(かんけつはこう)」とは?
しばらく歩くと足やお尻が痛くなるものの、少し休むとまた歩けるようになる症状を指します。
前かがみ姿勢で楽になるのが特徴で、「買い物中にカートを押すと歩きやすい」という方も多いです。
姿勢による違い
- 背すじを伸ばしたり反らす → 症状が悪化しやすい
- 前かがみ姿勢 → 症状が軽減
ぎっくり腰との違い
| 症状の特徴 | 脊柱管狭窄症 | ぎっくり腰 |
|---|---|---|
| 痛みの場所 | お尻〜足の痛み・しびれ | 腰の強い痛み |
| 歩行時 | 歩くとつらく、休むと楽(間欠跛行) | 動き出しや体勢変化で激痛 |
| 姿勢の影響 | 反ると悪化、前かがみで楽 | 姿勢に関係なく痛いことも |
| しびれ | 足にしびれが出やすい | しびれは少なめ |
注意が必要なサイン
- 足に力が入りにくい
- つまずきやすい
- 細かい動作がしづらい
- 排尿・排便のコントロールが難しい
- 肛門まわりの感覚が鈍い
これらは「馬尾神経」という大切な神経が圧迫されている可能性もあります。早めに医療機関へ!
理学療法士ができること
- 痛みが出にくい姿勢や歩き方の指導
- 腰・股関節・体幹の柔軟性や筋力バランスの評価
- 神経に負担をかけにくい動作の練習
まとめ
脊柱管狭窄症は年齢とともに誰でも起こりうる症状です。
足のしびれや歩きにくさを感じたら、早めに専門家に相談してみてくださいね。



