肩や腕のしびれ…もしかして胸郭出口症候群?

 おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、249日目の投稿です。  肩や腕にしびれや重だるさ、筋力低下を感じたことはありませんか? それ、単なる疲れや筋肉痛ではなく「胸郭出口症候群(TOS)」が原因かもしれません。今回は、理学療法士の視点から胸郭出口症候群についてわかりやすく解説します。

胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群は、首から腕にかけて走る神経や血管が圧迫されることで起こる症状の総称です。 圧迫される部位は、鎖骨や第一肋骨、斜角筋、小胸筋などが交差する狭い空間。 ここで腕神経叢や血管が締め付けられることで、さまざまな不調が現れます。

主な症状

  • ・肩や腕のしびれ
  • ・手や指先の冷感、色の変化
  • ・腕を挙げると痛みやだるさが強くなる
  • ・握力低下や細かい作業がしづらくなる
これらの症状が続く場合は、早めの対処が重要です。

原因と考えられる要因

  • ・猫背や前肩などの姿勢不良
  • ・パソコンやスマートフォン操作による筋肉の緊張
  • ・重い荷物の持ち運びや繰り返される腕の動作
  • ・生まれつきの骨や筋肉の形態(頸肋など)
特に長時間のデスクワークやスマホ操作は、胸郭出口への負担を増やす要因になります。

理学療法士による評価とケア

  • ・姿勢改善のための運動指導
  • ・首や肩周りの筋肉のストレッチ・強化
  • ・神経や血管への圧迫を減らす生活指導
  • ・必要に応じて医師との連携
症状の程度に応じて、個別に対応することが可能です。

自宅でできるセルフケア

  • ・肩甲骨を意識して胸を開くストレッチ
  • ・昼休みに首や肩の軽い体操
  • ・長時間同じ姿勢にならないよう、こまめに動く
これらを習慣化することで、予防にもつながります。

まとめ

肩や腕のしびれやだるさは、単なる疲れではなく「胸郭出口症候群」が原因となっている可能性があります。 この症状は、姿勢や生活習慣によって悪化することもあるため、早期の対処が重要です。理学療法士による評価やケア、自宅でできるセルフケアを取り入れることで、症状の改善や予防が期待できます。 違和感が続く場合は、専門家に相談することで安心して日常生活を送ることができるでしょう。正しい知識と習慣で、快適な毎日を手に入れましょう。