首からくる手の痺れとは?

おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、241日目の投稿です。  「手が痺れる…でも原因は首かもしれない?」 そんな違和感を感じたことはありませんか? 実は、首(頸椎)にトラブルがあることで、腕や手にしびれや力の入りにくさが現れることがあります。今回は、理学療法士の視点から「首からくる手の痺れ」について詳しく解説します。 痺れのメカニズム:首から手へ伸びる神経の働き首から腕・手に向かって伸びる神経は「頚髄神経」と呼ばれ、脊髄から枝分かれして感覚や筋肉の動きをコントロールしています。 この神経が首の部分で圧迫されたり炎症を起こすことで、実際の症状は手や指先に現れるのです。 主な原因とその特徴  症状のサインを見逃さないで・指先のしびれ(親指〜小指まで部位によって原因が異なる)・肩から腕にかけての放散痛・力が入らない、物を落としやすい・首の動きでしびれが強くなる、または楽になるこれらの症状がある場合は、首の神経に何らかの問題が起きている可能性があります。 理学療法でできること・姿勢改善猫背や頭部前方位の姿勢は頚部に負担をかけます。正しい姿勢を意識するだけでも症状の軽減につながります。・頚部の可動域訓練ゆっくりとしたストレッチや動きの改善で、神経への圧迫を和らげることができます。・肩甲帯の安定化エクササイズ肩甲骨の動きを整えることで、首への過剰な負担を減らします。・生活習慣の工夫長時間同じ姿勢を避け、こまめに首や肩を動かすことが予防につながります。 医療機関を受診すべきタイミング・しびれが進行している・手に力が入らず、日常生活に支障がある・排尿や歩行にまで影響が出ているこのような場合は、整形外科や神経内科の受診をおすすめします。 まとめ「手の痺れ=手の問題」と思いがちですが、実は首に原因があるケースも少なくありません。 違和感を感じたら、まずは原因をしっかり見極めることが大切です。 理学療法による姿勢改善や運動指導は、症状の改善・予防に大きく役立ちます。