肘側副靱帯損傷の原因とリハビリとは?

おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、240日目の投稿です。  肘の内側に痛みを感じたことはありませんか?特に野球やテニスなど、腕を酷使するスポーツをしている方は要注意。それは「肘側副靱帯損傷」かもしれません。今回は、肘側副靱帯損傷の原因から症状、リハビリ方法、そして予防のポイントまでを分かりやすく解説します。 肘側副靱帯損傷とは?肘の内側にある「内側側副靱帯」が損傷することで、肘の安定性が失われ、痛みや不安定感が生じる障害です。特に投球動作などで繰り返し負荷がかかることで発症しやすく、スポーツをする若年層に多く見られます。 主な原因・慢性的な外反ストレス  腕を外側に開く力が肘に繰り返し加わることで靱帯が摩耗します。野球のピッチャーなどに多いです。・急性外傷  転倒や衝突などで一度に大きな力が肘に加わることで、靱帯が急激に損傷することもあります。・好発年齢  10代〜20代のスポーツ愛好家に多く、成長期の身体に過度な負荷がかかることが原因の一つです。 症状・肘の内側の痛み・投球や力を入れる動作での痛み・肘の不安定感や緩さ・重症例では日常動作でも痛みが出ることも リハビリテーションの流れ
  • 保存療法(軽度損傷)
・RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)・必要に応じて固定・関節可動域の維持と筋力強化
  • 回復期
・肘だけでなく、肩甲帯・体幹・股関節などの機能改善も重要・ストレッチや全身の筋バランス調整3.手術(重度・慢性損傷)・靱帯復元術が選択されることも・術後リハビリは半年〜1年以上・投球復帰には段階的なトレーニングとフォーム修正が必要 予防のポイント・オーバーユースの回避(練習量の管理)・正しいフォームの習得(専門家の指導を受ける)・柔軟性と筋バランスの維持(全身のコンディショニング) まとめ肘側副靱帯損傷は、スポーツを楽しむ人にとって身近な障害です。早期発見と適切なリハビリ、そして予防の意識が、長く健康に競技を続けるための鍵となります。肘に違和感を感じたら、無理せず専門医の診断を受けましょう。そして、日々のトレーニングに「予防」の視点を取り入れてみてください。