坂道で勢いが止まらない?その原因とは?

おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、233日目の投稿です。

今日から三日間、私はロッキンフェスに行ってきます!野外の開放感の中で、好きなアーティストの生演奏を聞けるのはとても楽しみです。日常の忙しさを忘れて、音楽と人とのつながりを感じながら、心からリフレッシュしてきたいと思います。たくさんの思い出とエネルギーを持ち帰って、また元気に頑張ります!それでは、行ってきます!

  坂を下るときに「足が止まらない」「スピードがついて怖い」と感じたことはありませんか?これは単なる筋力の問題だけではなく、バランス機能や関節の柔軟性、神経系の反応など、複数の要因が関係しています。今回は理学療法士の視点から、坂道歩行で勢いを止められない原因と、その改善に向けたリハビリ方法を詳しく解説します。 原因はひとつじゃない!坂道で勢いがつく理由
  • 筋力不足
・大腿四頭筋(太もも前)が弱いと、膝でスピードを制御できず脚が前に流れやすくなります。・殿筋やハムストリングスが弱いと、骨盤や下肢の安定性が低下します。
  • バランス機能の低下
・下り坂では重心が前方に移動しやすく、バランスを崩しやすくなります。・足裏の感覚や前庭機能(耳の奥のバランス感覚)が衰えると、体のコントロールが難しくなります。
  • 関節の柔軟性不足
・膝や足首が硬いと衝撃を吸収できず、動作がぎこちなくなります。・股関節の可動域が狭いと、下肢全体の協調動作に支障が出ます。
  • 神経系・反応速度の低下
・「危ない」と感じた瞬間に体を制御できないと、転倒リスクが高まります。・高齢者や神経疾患のある方は特に注意が必要です。 リハビリでできること〇筋力強化・大腿四頭筋:椅子からの立ち座り、スクワット・殿筋:ブリッジ運動、ヒップリフト・下腿筋群:踵上げ・つま先上げ〇バランス練習・平坦な場所での立位バランス訓練(開脚閉脚、片脚立ち)・傾斜板や坂道を使った重心移動の練習〇柔軟性改善・太もも前後のストレッチ・足首の可動域改善(アキレス腱伸ばし、足首回し)〇動作練習・小さな坂や段差での歩行練習・歩幅を意識して小さくする練習・杖や手すりを使いながら段階的に難度を上げる 生活の中でできる工夫・靴選び:靴底のグリップが良いものを選ぶ・荷物の持ち方:両手を空けてリュックを活用・歩き方の工夫:無理にスピードを出さず、歩幅を小さく刻む まとめ坂道で勢いを止められないのは、筋力・バランス・柔軟性・神経系など複合的な要因が関係しています。リハビリでは筋力とバランス機能の向上を中心に、実際の歩行に近い動作練習を段階的に取り入れることが重要です。安全に坂道を歩けるようになることで、外出の不安が減り、生活の質も向上します。ぜひ今日からできることから始めてみましょう!