身体を構成するために必要な栄養素とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、214日目の投稿です。

私たちの身体は、日々の食事から摂る栄養素によって形づくられています。筋肉や骨、血液、皮膚、内臓…すべてが食べたものの影響を受けているのです。理学療法士として、リハビリの現場で痛感するのは「運動」と同じくらい「栄養」が回復の質とスピードに直結するということ。
今回は、身体を構成する主要な栄養素について、理学療法士の視点からわかりやすく整理してみましょう。
- タンパク質 ― 筋肉や臓器を作る材料
・役割:筋肉、臓器、皮膚、髪、爪などの主要成分。損傷した組織の修復や免疫機能の維持にも関与。
・多く含まれる食品:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
・ポイント:運動やリハビリ中の方は、筋肉量の維持・増加のために意識的な摂取が必要です。
2.脂質 ― 細胞膜やホルモンの基盤
・役割:細胞膜の構成、脂溶性ビタミンの吸収、ホルモン合成に必要。
・多く含まれる食品:魚の油(DHA・EPA)、オリーブオイル、ナッツ類
・ポイント:飽和脂肪酸の過剰摂取は避け、質の良い油を選びましょう。
3.糖質(炭水化物) ― 脳と筋肉の主要なエネルギー源
・役割:日常生活や運動に必要なエネルギー供給源。脳は主にブドウ糖を使用。
・多く含まれる食品:ご飯、パン、麺類、果物
・ポイント:活動量に応じたバランスが重要。不足すると疲労や集中力低下、過剰では肥満のリスクに。
4.ミネラル ― 骨や血液の土台
・カルシウム:骨・歯の主成分。筋緊張や神経伝達にも関与。
・鉄:赤血球を作り、酸素を全身に運ぶ。
・亜鉛・マグネシウム:酵素反応や代謝、免疫機能の維持に必要。
・多く含まれる食品:乳製品、小魚、海藻類、レバー、ナッツ
- ビタミン類 ― 代謝の潤滑油
・ビタミンD:カルシウムの吸収を助け、骨の強化に関与。
・ビタミンC:コラーゲン合成に必須。抗酸化作用も。
・ビタミンB群:エネルギー代謝を助け、疲労回復をサポート。
・多く含まれる食品:野菜、果物、魚、卵、発酵食品
栄養とリハビリの関係性
リハビリでは「動かすこと」だけでなく、「栄養を整えること」が回復の鍵。例えば:
・筋肉量の維持には、運動後のタンパク質補給が効果的。
・骨折後の回復には、カルシウムとビタミンDの摂取が重要。
・貧血による疲労感には、鉄分とビタミンCの組み合わせが吸収効率を高めます。
今日からできる!栄養のちょっとした工夫

まとめ
身体を健康に維持し、修復し、成長させるためには、三大栄養素(タンパク質・脂質・糖質)に加え、ビタミンやミネラルをバランスよく摂ることが大切です。理学療法の現場では、運動と同じくらい栄養が回復の質を左右します。
毎日の食事を整えることが、強く健やかな身体をつくる第一歩。今日の一口が、明日のあなたの力になります。



