肩が脱臼を繰り返してしまう原因とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、203日目の投稿です。
夏によく飲まれている麦茶。汗をかくと体から失われるミネラル。このミネラルというのは特にカルシウムとカリウムです。カルシウムは骨を作る材料になり筋肉や神経伝達に関わっている栄養分であり、カリウムは体の中で余ったナトリウムを排出し、むくみや高血圧から守ってくれます。このミネラルと水分を効率よく補えるのが麦茶であり、体も冷やしてくれる作用があります。麦茶は雑菌の繁殖力が早いのでなるべく早く飲んでしまう事が鉄則。この夏は是非飲んでみましょう。

肩が何度も脱臼してしまう…それは単なる偶然ではなく、肩関節の「構造的な損傷」が関係しています。今回は、反復性肩関節脱臼のメカニズムと予防・対策について、整形外科の視点から分かりやすくご説明します。
なぜ肩は脱臼を繰り返すのか?
肩関節は、人の体の中でも最も可動域が広く、自由に動かせる関節です。しかしその反面、安定性が低く不安定になりやすいという特徴もあります。
特に初回の脱臼で以下の組織が損傷されると、関節の安定性が失われ、わずかな外力でも再び脱臼するリスクが高くなります。
・関節唇(かんせつしん)
・靱帯(じんたい)
・関節包(かんせつほう)
再脱臼を起こしやすい人の特徴とは?
以下のような条件に当てはまる方は、肩の脱臼を繰り返しやすい傾向があります。
・若年層(特に10~20代) 関節が柔軟で活動量が多いため損傷しやすい
・スポーツ選手 接触の多い競技や腕を大きく使う動きが頻繁にある
・日常生活での軽い外力 寝返りやくしゃみなど、ほんのわずかな動作でも再脱臼することも
脱臼を防ぐためにできること
早期の医療機関受診と、構造的な損傷を放置しないことが最も重要です。特に初回脱臼後は以下の対策が推奨されます。
・インナーマッスルの強化
肩関節の安定性を高めるために、腱板筋群のトレーニングが有効です。
・リハビリの継続
関節の可動域の改善と、筋力のバランスを整えることが再脱臼予防に繋がります。
・避けるべき姿勢・動作
「外転・外旋位」で腕を後方に引く動作(例:物を高い位置にある棚から取る)などは、避けるよう心がけましょう。
・手術も視野に
症状が重度で保存療法の効果が薄い場合、バンカート修復術などの選択肢もあります。
まとめ
肩が繰り返し脱臼してしまう最大の要因は、関節を構成する組織の構造的損傷です。初回の脱臼後こそ、適切な診断と早期の治療・リハビリを受けることで、再発を防ぐことが可能です。
肩の違和感や不安定さを感じたら、自己判断せず専門医へご相談ください。



