加齢で起こる半月板損傷とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は369日目の投稿です。
ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2026年に行くべき52カ所」に、長崎と沖縄が選ばれたそうです。長崎は被爆80年という節目の年を迎えますし、沖縄も独自の文化と美しい自然で世界中から注目されていますよね。日本の魅力が海外でもしっかり認められているのだと思うと、なんだか誇らしい気持ちになります。ちなみに、トップには建国250年を迎えるアメリカが選ばれたそうです。今年は世界各地で、さまざまな節目の年を迎えているのですね。私たちも、自分たちの地域の良さをもっと自信を持ってアピールしていきたいものです。良いものは良いと、きちんと伝えていく。そんな姿勢を持つことも大切だと思います。

膝の痛みの原因としてよく耳にする「半月板損傷」。 若い人はスポーツ中のケガで起こることが多いですが、40代以降では「気づいたら痛くなっていた」というケースが増えてきます。
その背景にあるのが、加齢による半月板の変性(変性断裂)です。
この記事では、
- 半月板とは何か
- なぜ加齢で傷みやすくなるのか
- どんな症状が出るのか
- 放置するとどうなるのか
- 治療法や日常生活での注意点
を、わかりやすく解説します。
🦵 半月板とは?膝の中にある「三日月形のクッション」
膝の関節は
- 太ももの骨(大腿骨)
- すねの骨(脛骨)
で構成され、その間に挟まっているのが半月板です。
形は三日月形で、左右に1つずつあります。
半月板の役割
- 衝撃を吸収する(ジャンプや歩行の負担を軽減)
- 体重を分散させる(一点に負荷が集中しないようにする)
- 膝を安定させる(関節のガタつきを防ぐ)
膝の“ショックアブソーバー”として欠かせない存在です。
🧓 なぜ加齢で半月板が傷みやすくなるの?
年齢とともに半月板は
- 水分が減る
- 弾力が落ちる
- 硬く・もろくなる
という変化が起こります。
40代頃から少しずつ進行し、60代以降では 「特にひねっていないのに痛みが出る」 ということも珍しくありません。
さらに、
- 長年の立ち仕事
- 階段の上り下り
- しゃがむ動作
などの積み重ねが、半月板のすり減りを加速させます。
🔍 「変性断裂」とは?
加齢や長年の負荷によって弱った半月板に自然と亀裂が入る状態を 変性断裂と呼びます。
若い人に多い「スポーツでひねって切れる外傷性損傷」とは原因が異なります。
比較
- 外傷性損傷:10〜30代に多く、スポーツのひねりや衝突が原因
- 変性断裂:40代以降に多く、加齢と日常動作の積み重ねが原因
🩹 どんな症状が出る?
- 膝の内側・外側の痛み
- 階段やしゃがむときの「ズキッ」とした痛み
- 曲げ伸ばしでの引っかかり感
- 膝が急に動かなくなる「ロッキング」
- 動いた後の腫れ・重だるさ
症状は日によって変動することもあります。
⚠️ 放置するとどうなる?
半月板のクッション性が落ちると、
軟骨に負担が集中 → 変形性膝関節症が進行しやすくなる
という悪循環に陥ることがあります。
「痛いけど我慢して動き続ける」状態は、関節のすり減りを早める可能性があります。
🏥 加齢による半月板損傷は治療できる?
症状の程度によって治療法は変わります。
軽い場合(多くはここ)
- 安静
- シップ
- 飲み薬
- 注射
- リハビリ(筋トレ・ストレッチ)
痛みが強い場合
関節鏡(内視鏡)手術での部分切除・縫合を検討することもあります。
最近は、 筋力トレーニングや体重コントロールなど、膝への負担を減らすリハビリが非常に重要視されています。
🧭 日常生活で気をつけたいポイント
- 深いしゃがみ込み・正座を長時間続けない
- 階段はゆっくり、手すりを使う
- 急な方向転換やひねり動作を避ける
- 太ももの前(大腿四頭筋)やお尻の筋肉を鍛える
膝に優しい生活習慣が、痛みの予防にもつながります。
🩺 こんな時は一度受診を
- 明確なケガがないのに痛みが数週間続く
- 曲げ伸ばしで毎回引っかかる
- 膝が急に動かなくなる
- 歩行や階段で痛みが強く、生活に支障が出てきた
こうした場合、変性断裂が隠れている可能性があります。 整形外科でレントゲンやMRIを相談すると安心です。


