成長期のケガはなぜ多い?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は354日目の投稿です。
先日、ネットの記事で見たのですが大人の体感時間は子供のおよそ6分の1、つまり子供の30分は大人の5分に相当するとのことでした。要因のひとつに大人になるにつれ、初めて行うことが減ってきている為、体感時間が早くなってしまうからと言われています。この対処法として、1日1つ人生で初めて行うことを実行することがよいと書かれておりました。行うことは何でもいいです。初めてであれば本当に何でもいいです。1日1つ新しいことに挑戦することで人生が豊かになっていくそうです。誰でも気軽に行えるので試してみてください。それでは今日も1日頑張りましょう。

成長期は、子どもたちの体が大きく変化する大切な時期。でもその変化の裏側で、実はケガのリスクも高まっていることをご存じですか?
今回は、成長期に起こりやすいケガと、その予防のポイントについてお話しします。
■ 骨と筋肉のアンバランスがケガを招く
身長が急に伸びる時期、骨はどんどん成長していきます。でも、それに筋肉や腱が追いつかず、体が突っ張ったような状態に。柔軟性が低下し、関節や骨に負担がかかりやすくなるのです。
さらに、部活動やクラブ活動で同じ動きを繰り返すと、特定の部位に負担が集中し「オーバーユース(使いすぎ)」によるケガが起こりやすくなります。
■ 成長期の骨は「もろい」時期
骨が伸びる部分には「成長軟骨(骨端軟骨)」というやわらかい部分があります。ここは大人の骨よりも弱く、強い引っぱりやねじれに弱いため、以下のようなケガが起こりやすくなります。
・オスグッド病:膝のお皿の下が痛む。太ももの筋肉が膝下の成長軟骨を引っぱることで発症。
・シーバー病:かかとの痛み。ふくらはぎの筋肉がかかとの成長軟骨に負担をかける。
・疲労骨折:走る・跳ぶ動作の繰り返しで、骨に細かいヒビが入る。
■ ケガをしやすい子の特徴
次のような特徴がある子は、特に注意が必要です。
・最近急に身長が伸びた
・体が硬く、ストレッチが苦手
・練習量が多く、休みが少ない
・痛みを我慢しがちで、言い出しにくい
ひとつでも当てはまるなら、ケガ予防の意識を高めることが大切です。
■ 今日からできるケガ予防
🌿 ウォーミングアップとストレッチを丁寧に
特に太もも前後やふくらはぎをやさしく伸ばしましょう。
🌿 週に1日は「オフの日」を作る
休むこともトレーニングの一部です。
🌿 痛みが続くときは早めに相談を
2〜3日以上痛みが続いたり、同じ動きで毎回痛む場合は、医療機関や理学療法士に相談を。
■ 保護者の方へ
「最近よく背が伸びた」「動きがぎこちない」「だるそうにしている」などの様子が見られたら、それは成長期特有の変化かもしれません。
子どもが痛みを訴えたときは、「根性が足りない」と決めつけず、まずは休ませてあげてください。早めの受診と、発育に合った運動量の調整が、将来のパフォーマンスを守ることにつながります。
■ まとめ
成長期は、まるで春の森のように、体がぐんぐん育つ季節。でもその分、繊細なバランスが崩れやすい時期でもあります。
だからこそ、体の声に耳を傾けて、無理せず、じっくり育っていきましょうね。


