おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は352日目の投稿です。

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野球やソフトボールなど、投球動作を繰り返すスポーツにおいて、肩の痛みに悩まされる選手は少なくありません。その中でも代表的な障害のひとつが「インピンジメント症候群」です。

この記事では、インピンジメント症候群の仕組みや原因、起こりやすいタイミング、そして予防のポイントについて解説します。

■ インピンジメント症候群とは?

肩の関節内には、インナーマッスルの腱(腱板)や、クッションの役割を果たす滑液包があります。投球動作を繰り返すことで、これらの組織が肩甲骨の一部(肩峰)や上腕骨とぶつかり、擦れて炎症を起こす状態を「インピンジメント症候群」と呼びます。

特に、ボールをリリースする前後やフォロースルーの局面で起こりやすく、「投げるときだけ痛い」「試合の後半で痛みが強くなる」といった症状が特徴です。

■ 主な原因

インピンジメント症候群は、単なる「投げすぎ」だけでなく、複数の要因が重なって発症します。

1.オーバーユース(投球量の多さ)
投球回数や強度が多すぎると、腱板が疲労し、肩を安定させる力が低下。結果として骨と腱がぶつかりやすくなります。

2.投球フォームの乱れ
体幹や下半身の動きを使わず、肩だけで無理に投げるフォームは、肩への負担を増加させます。特に、リリース時に肩が前に抜けるような動きは、腱が挟まりやすくなる原因となります。

3.筋力バランスの崩れ
インナーマッスルや肩甲骨周囲の筋力が低下すると、上腕骨頭が関節の中心からずれやすくなり、インピンジメントを引き起こしやすくなります。

4.柔軟性の低下
肩関節や関節包が硬くなると、腕を挙げた際に骨同士の間が狭くなり、組織が挟まりやすくなります。特に肩の内旋可動域が減少する「GIRD」はリスク要因のひとつです。

5.体幹・股関節・肩甲骨の可動性不足
全身の連動がうまくいかないと、肩に過剰な負担が集中します。特に下半身からの力をうまく肩に伝えられないフォームは、障害の原因となります。

■ 起こりやすいタイミング

インピンジメントは、投球動作の特定の局面で起こりやすいとされています。

レイトコッキング期(最大外旋時):
肩が大きく外旋し、腱板が挟まりやすい。

アクセラレーション〜リリース期:
急激な内旋により、関節内のストレスが増加。

フォロースルー期:
腕を振り抜く際に、肩峰下で腱板や滑液包が挟まりやすくなる。

■ 放置するとどうなる?

インピンジメントが続くと、腱板や滑液包に炎症が起こり、以下のような症状が現れます。

・投球時の肩の痛み(特に挙上時)
・試合の後半や連投時の痛みの悪化
・肩を上げたときの引っかかり感
・夜間痛(寝ているときのズキズキした痛み)

放置して投げ続けると、腱板の部分断裂など、より深刻な障害につながる可能性があるため、早期の対応が重要です。

■ 予防のポイント

インピンジメント症候群を予防するためには、以下の3つの視点が重要です。

1.投球フォームの見直し
肩だけで投げるのではなく、下半身や体幹の「ひねり」を活かしたフォームを意識しましょう。痛みが出るフォームは、早めに専門家にチェックしてもらうことが大切です。

2.投球量と休養の管理
練習量や登板間隔、投球数を適切に管理し、肩の疲労を回復させる時間を確保しましょう。

3.柔軟性と筋力の強化
肩だけでなく、肩甲骨・体幹・股関節の柔軟性を保ち、インナーマッスルや肩甲骨周囲筋を中心に筋力を強化することが重要です。

■ おわりに

インピンジメント症候群は、早期に気づき、適切な対処を行うことで重症化を防ぐことができます。日々の投球フォームや体の使い方、トレーニング内容を見直し、肩に優しい投球を心がけましょう。