肩の違和感を我慢するとどうなる?
おはようございます。理学療法士の水尻です。 今日は329日目の投稿です。
今日は二十四節気の一つ「大寒」についてお話ししたいと思います。大寒は、一年のうちで最も寒い時期を表し、冬の厳しさが最高潮に達する時期を意味します。この時期には、特に体調管理に留意することが重要です。大寒の時期を乗り越えると、少しずつ春に向かっていきます。寒さに負けず、健康に気を付けながら、残りの冬季を乗り切りましょう。それでは、今日も一日、頑張りましょう。

今日は、つい見過ごしてしまいがちな「肩の違和感」についてお話しします。
デスクワークやスマホ操作が日常になった今、肩や首の不調を感じている方も多いのではないでしょうか? 実はその「ちょっとした違和感」、放っておくと大きなトラブルの芽になることもあるんです。
違和感の正体は、体からの小さなサイン
長時間同じ姿勢を続けていると、肩や肩甲骨まわりの筋肉がこわばり、血流が悪くなります。
その結果、筋肉に疲労物質がたまり、「重い」「だるい」「こっている」といった不快感が日常化してしまいます。
この段階では「ちょっと疲れてるだけかな」と思いがちですが、実はここが分かれ道。 違和感をそのままにしておくと、次第に筋力が低下し、関節がこわばり、動かすのがつらくなってしまうこともあります。
動かさないことで悪循環に…
痛みや違和感をかばって肩を動かさないでいると、「不動」の状態が続きます。
すると筋肉はどんどん硬くなり、関節の動きも悪くなってしまいます。
「動かすと痛い → だから動かさない → さらに動かすと痛い」という悪循環ができあがり、肩こりや首こりが慢性化してしまうのです。
放置すると「五十肩」や「拘縮」に進むことも
違和感や軽い痛みを放置していると、肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)に進行することもあります。
この場合、炎症期 → 関節が固まる凍結期 → 回復期という流れをたどります。
炎症が強くなると、夜も眠れないほどの痛みを感じたり、服の着替えや髪を結ぶといった日常の動作が困難になることもあります。
「そのうち治るだろう」と思っているうちに、生活の質が大きく下がってしまうこともあるんです。
痛みの感じ方が変わる「中枢性感作」とは?
さらに注意したいのが、「中枢性感作(ちゅうすうせいかんさ)」という状態です。
痛みを長く我慢していると、脳や脊髄が過敏になり、普段なら痛くない刺激でも強く痛みを感じるようになってしまいます。
この状態になると、検査では異常が見つからなくても痛みだけが続くことがあり、不安や恐怖からさらに体を動かさなくなり、慢性痛が悪化する原因にもなります。
早めの対策がカギ!
違和感を感じたら、まずは以下のことを意識してみましょう。
- 肩や肩甲骨をゆっくり動かす
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 深呼吸をしてリラックスする
これだけでも、筋肉のこわばりや血流の悪化を防ぐ助けになります。
医療機関に相談したほうがよい目安
- 違和感が3週間以上続いている
- 夜間の痛みで眠れない
- 服の着替えや髪を洗う動作がつらい
これらに当てはまる場合は、早めに整形外科やリハビリ科のある医療機関に相談することをおすすめします。



