腰が痛いけど動いたほうが楽な理由とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は319日目の投稿です。
2026年は午年ですね。馬は、昔から躍動・成功・勝負運を象徴する干支とされてきました。まっすぐ前へ進む力強さから、事業が発展する年、努力が実を結ぶ年ともいわれています。馬の特徴といえば、やはりそのスピードと持久力です。目標に向かって一直線に駆け抜ける姿は、普段の生活にも通じるものがあります。迷いや不安があっても、まずは前を向いて一歩踏み出す。その積み重ねが、やがて大きな成果につながっていくのだと思います。午年の今年、馬のように力強く、そして周りと協力しながら前進していきましょう。

腰が痛いと、つい「動かないほうがいいかな…」と思ってしまうことがあります。
しかし実は、「じっとしているより、少し動いたほうが楽になる」腰痛も多く存在します。
この記事では、なぜ動くことで腰痛が軽くなるのか、その理由と注意点についてわかりやすく解説します。
なぜ動いたほうが楽に感じるのか
腰まわりの筋肉は、動くことでポンプのように働き、血液の流れを助けます。
その結果、筋肉にたまった疲労物質や炎症による老廃物が流れやすくなり、 重だるさが軽減されます。
また、同じ姿勢が長く続くと、筋肉や関節がこわばって痛みを感じやすくなります。
ゆっくり体を動かすことで関節の動きがスムーズになり、 「動き始めより楽」と感じることがあるのはこのためです。
さらに、軽い運動は体内の「鎮痛物質(天然の痛み止め)」の分泌を促し、 痛みの感じ方そのものを和らげてくれます。
血流との関係
安静にしすぎると筋肉が動かず、血流が滞りがちになります。
血流が悪いと、酸素や栄養が届きにくくなり、 回復が遅れたり、じんじんとした痛みが続きやすくなります。
一方、歩行や軽い体操などで筋肉をリズミカルに動かすと、 血液が全身を巡りやすくなり、腰だけでなく全身の代謝も上がります。
これにより、痛みの回復を助ける環境が整っていきます。
動いたほうが良い腰痛と注意が必要な腰痛
動いたほうが良いことが多い腰痛
- 動き始めは痛いが、少し歩いたり体操をしているうちに楽になる
- 検査で大きな異常がなく、「筋肉のこわばり」「同じ姿勢」「ストレス」などが原因とされている
すぐに受診したほうがよいサイン
以下のような症状がある場合は、無理に動かず、医療機関を受診してください。
- じっとしていても耐えがたい強い痛みが続く
- 足のしびれや脱力が強く、つまずきやすい、排尿・排便がしにくい
- 発熱、体重減少、がんや感染症の持病がある
これらは、椎間板ヘルニアの重症例や、骨折・感染などの可能性もあるため、 専門的な評価が必要です。
どのくらい・どうやって動けばいい?
おすすめは「アクティブレスト(積極的な安静)」という考え方です。
「がまんできる範囲」で日常生活や軽い運動を続けることが推奨されます。
具体的な例
- ゆっくりしたペースでの散歩
- 短時間の家事(洗濯物をたたむ、食器を洗うなど)
- 1〜2時間ごとに立ち上がって軽く歩く、骨盤をゆらす
ただし、急な前かがみや反りすぎ、重い物を一気に持ち上げるなど、 明らかに痛みが強くなる動きは避けましょう。
職業別・腰にやさしい工夫
デスクワークの方へ
1時間に1回は立ち上がってストレッチを。 椅子の高さや姿勢も見直すと効果的です。
介護・育児をしている方へ
中腰の姿勢が続くと腰に負担がかかりやすいため、 膝を曲げてしゃがむように意識しましょう。 サポートベルトの活用もおすすめです。
立ち仕事の方へ
片足を時々台に乗せて腰の負担を分散したり、 足元にクッション性のあるマットを敷くと楽になります。
まとめ
「動くと痛いから、なるべく動かないほうがいい」と思いがちですが、 長期間の安静はかえって腰痛を長引かせることがあります。
大切なのは、 「自分の痛みの強さに合わせて、無理のない範囲で体を動かす」こと。
それが血流を良くし、筋肉や関節、神経の状態を整えて、 結果的に痛みを軽くする助けになります。



