背中が丸くなってきた気がする… 猫背の原因とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は309日目の投稿です。

「最近、なんだか背中が丸くなってきた気がする…」
「姿勢が悪く見えるかも…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、猫背は見た目だけの問題ではなく、体のあちこちに不調を引き起こす原因にもなります。
今回は、理学療法士の視点から、猫背の原因とその背景、そして改善のためのヒントをわかりやすくご紹介します。
猫背とは?
猫背とは、背骨の自然なS字カーブが崩れ、胸のあたり(胸椎)が過度に丸まった姿勢のことです。
頭が前に出て、肩が内側に入り、全体的に「前かがみ」になってしまいます。
スマートフォンやパソコンを長時間使う現代人に、とても多い姿勢の崩れです。
猫背の主な原因
① 長時間の前かがみ姿勢
デスクワークやスマホ操作で、うつむいた姿勢が続くと、背中や首の筋肉が引っ張られ、その姿勢が定着してしまいます。
② 胸や肩の筋肉のかたさ
胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなると、肩が内側に引き込まれ、背中が丸まりやすくなります。
一方で、背中の筋肉(僧帽筋・菱形筋など)は弱くなり、姿勢を支えにくくなります。
③ 体幹・背筋の筋力低下
背骨を支える筋肉や腹筋が弱まると、背すじを伸ばす力が不足し、自然と前かがみの姿勢になります。
④ 座り方や生活習慣の影響
浅く座る、脚を組む、床で背中を丸めて座るなどの習慣は、骨盤の後傾を招き、猫背を助長します。
猫背を放っておくとどうなる?
猫背のまま生活を続けると、次のような不調が起こりやすくなります。
- 首や肩のコリ、頭痛
- 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
- 腰痛や背中の張り
- 消化・循環機能の低下
姿勢は、見た目だけでなく、体の内側の健康にも深く関わっているのです。
姿勢改善のためにできること
理学療法士がすすめる、猫背改善の第一歩はこちらです。
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姿勢を意識する時間をつくる
1日に数回、鏡の前で「耳・肩・骨盤が一直線になっているか」をチェックしてみましょう。 -
胸を開くストレッチを取り入れる
両手を背中で組み、胸を開くストレッチは、胸の筋肉の緊張をほぐし、自然と肩が開きやすくなります。 -
背中や体幹を鍛える
肩甲骨を寄せる運動や体幹トレーニングで、姿勢を支える筋力を育てましょう。 -
環境を整える
デスクやイスの高さ、パソコンの位置を見直し、自然と良い姿勢がとれる環境をつくることも大切です。
おわりに:自然な姿勢は、心地よさから
「背中が丸くなってきたかも…」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。
無理に背すじを伸ばすのではなく、筋肉のバランスや生活習慣を見直すことで、自然と良い姿勢が身についていきます。



