長時間座った後に膝が痛む?血流と関節の動きとは?

おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は308日目の投稿です。

長時間座ったあとに「膝が痛い」「立ち上がるときに違和感がある」と感じたことはありませんか?
実はそれ、年齢のせいだけではないかもしれません。

今回は、膝の痛みの意外な原因と、今日からできる簡単なケア方法をご紹介します。

座りっぱなしで膝に何が起きているの?

長時間座っていると、太ももやふくらはぎの筋肉が動かず、下半身の血流が滞ってしまいます。

血液は、酸素や栄養を運び、老廃物を回収する大切な役割を持っています。
この流れが滞ると、関節のまわりに「栄養不足」「むくみ」が起き、膝のこわばりや痛みにつながります。

さらに、膝関節の動きをなめらかにしてくれる「滑液(かつえき)」の循環も、動かさないことで減ってしまいます。

その結果、関節が重たく感じられ、「立ち上がりの違和感」が生まれてしまうのです。

血流と関節の動きはセットで考えよう

膝の健康を保つために大切なのは、「血流」「関節運動」のバランスです。

血流が良くなれば筋肉に栄養が届き、関節を動かせば滑液の循環が促されます。
どちらか一方ではなく、両方を意識することで、膝の快適さが保たれるのです。

自宅でできる!簡単膝ケア

忙しい毎日でも、ちょっとした工夫で膝をいたわることができます。
以下のケアを、ぜひ日常に取り入れてみてください。

  • 膝の曲げ伸ばし運動
    椅子に座ったまま、ゆっくりと膝を伸ばしたり曲げたりします。10回ほどでOKです。
  • 足首の体操
    つま先を上下に動かすだけで、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働き、血流が促進されます。
  • こまめに立ち上がる
    1時間に1回は立ち上がり、軽く歩いたりストレッチをしてみましょう。
  • 太もも周囲のストレッチ
    太ももの前や裏の筋肉を軽く伸ばすことで、膝への負担がやわらぎます。

まとめ:膝は「使いすぎ」より「使わなすぎ」に注意!

膝の痛みは、動きすぎだけでなく、動かなすぎでも起こります。

座りっぱなしによる血流の低下や関節のこわばりを放っておくと、慢性的な膝痛につながることもあります。

だからこそ、普段からこまめに膝を動かし、血流と関節の動きを整えることが、健康な膝を保つ第一歩です。