手の力が弱くなった気がする…筋力低下のサインとその原因とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は307日目の投稿です。

ふとした瞬間、「あれ、こんなこと前は簡単にできたのに…」と感じたことはありませんか?
こんなこと、ありませんか?
- ペットボトルのフタが開けにくい
- 荷物を持つのがつらい
- 書き物をするとすぐに手が疲れる
もし思い当たることがあれば、それは手や腕の筋力が少しずつ弱ってきているサインかもしれません。
手の筋力低下とは?
手の筋力が低下すると、「握る」「つかむ」「押す」といった動作がしづらくなります。
力が入りにくくなるだけでなく、手先の動きがぎこちなくなったり、すぐに疲れてしまったりすることもあります。
主なサイン:
- ペットボトルや瓶のフタが開けづらい
- 洗濯ばさみを使うと指が痛くなる
- 細かい作業(裁縫や文字を書くなど)がしづらい
- 握力が以前より落ちている
- 手が震える、力が抜ける感じがする
筋力が低下する原因
① 使わないことによる筋肉の衰え
スマホやパソコン中心の生活で、手をしっかり使う機会が減っていませんか?
使わない筋肉は、だんだんと弱ってしまいます。
② 加齢による変化
年齢とともに筋肉量は自然と減っていきます。
特に女性は、更年期以降にその傾向が強くなります。
③ 神経のトラブル
手根管症候群、尺骨神経麻痺、頚椎症性神経根症など、神経の問題が原因で筋力が落ちることもあります。
④ 関節や腱のトラブル
関節の変形や腱鞘炎などの痛みで手を動かさなくなり、結果的に筋力が低下するケースもあります。
放っておくとどうなるの?
手の力が弱ると、日常生活に支障が出てきます。
ドアノブを回す、箸を使う、服を着る…。
そんな当たり前の動作が、少しずつ難しくなるかもしれません。
さらに、手をかばうことで肩や肘に負担がかかり、姿勢の崩れや痛みにつながることもあります。
自分でできるチェック&予防法
- ペットボトルのフタを片手で何回開け閉めできるか試してみる
- 握力計で定期的にチェック(目安:男性35kg、女性25kg以上)
- 手のストレッチやグーパー運動で血流を促す
- テニスボールややわらかいボールを握って「にぎる・ゆるめる」を繰り返す
※痛みがあるときは無理せず、専門家に相談してください。
理学療法士からのアドバイス
「手の力が弱い」と感じたときは、筋肉だけでなく、神経や関節、使い方のバランスも見直すことが大切です。
肩や体幹まで含めたリハビリを行うことで、また使いやすい手を取り戻すことができます。
手の小さな変化は、体からの大切なサイン。
気づいたときがケアの始めどきです。
今日から少しずつ、手にやさしい暮らしを始めてみましょう。



