頸椎ヘルニア?首の構造と痛みのメカニズムとは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、287日目の投稿です。

今日は、首の痛みや腕のしびれの原因になることもある「頸椎ヘルニア」について、やさしく解説していきます。スマホ首やデスクワークが多い人は、ぜひチェックしてみてください!
私たちの首には、C1〜C7までの7つの骨(頸椎)があり、その間には「椎間板」というクッションが入っています。この椎間板の外側(繊維輪)に亀裂が入り、内側のゼリー状の部分(髄核)が飛び出してしまうと、神経を圧迫して痛みやしびれが出ることがあります。これが「頸椎ヘルニア」です。
椎間板の役割と変化
椎間板は衝撃を吸収したり、首の動きをスムーズにしたりする大切な存在です。しかし、加齢や繰り返しの負荷で水分が減って弾力がなくなり、傷つきやすくなってしまいます。
ヘルニアの原因は?
- 加齢による椎間板の変性(脱水・弾力低下)
- 不良姿勢(スマホ首・前かがみの姿勢)
- スポーツや肉体労働などの反復動作
- 急な寝違えのような動き
痛みやしびれのメカニズム
飛び出した髄核が神経根を圧迫すると、その神経がつながっている場所(首〜肩〜腕〜指)に痛みやしびれが出ます。「ジンジン」「ビリビリ」「電気が走るような痛み」など、独特の感覚が出るのが特徴です。
どの神経が圧迫されてる?レベル別の症状
- C4/5(C5神経根):肩〜上腕外側のしびれ、三角筋の筋力低下
- C5/6(C6神経根):親指あたりのしびれ
- C6/7(C7神経根):中指に症状が出やすい
- C7/T1(C8神経根):小指側にしびれ
脊髄が圧迫されると?
ヘルニアが脊髄を圧迫すると、両手足のしびれやふらつき、細かい動作のしづらさが出ることも。「ボタンがかけにくい」「箸が使いにくい」などの症状がある場合は、早めに医師に相談が必要です。
筋肉や関節の痛みも関係している?
実は、頸椎ヘルニアの人でも首の痛みの多くは筋肉や関節が原因であることが多いです。理学療法では「神経を圧迫しないようにしながら、筋肉や関節のケアも行う」ことが大切です。
まとめ:首のサインを見逃さないで!
首の痛みや腕のしびれが1週間以上続くときは、頸椎ヘルニアの可能性もあります。早めの対処と、日頃の姿勢や動きの見直しが再発予防のカギになります!
