座りすぎは股関節が硬くなる?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、276日目の投稿です。

現代のライフスタイルでは、デスクワークや在宅勤務などで「座りっぱなし」の時間が増えていますよね。でも、長時間座っていることが、実は私たちの体にさまざまな悪影響を及ぼしていることをご存じでしょうか?特に「股関節」は、座りすぎによって硬くなりやすい部位のひとつです。
今回は、座りすぎが股関節に与える影響と、そのメカニズム、そして予防・改善のためのセルフケア方法についてご紹介します。
🧍♂️ 座りすぎが股関節に与える3つの悪影響
1. 股関節前面の筋肉が縮こまる
座っている間、股関節は常に曲がった状態(屈曲位)にあります。この姿勢が続くと、腸腰筋や大腿直筋といった前側の筋肉が縮こまり、伸びにくくなってしまいます。
2. お尻や太ももの筋肉が使われない
座位では殿筋やハムストリングスなどの大きな筋肉があまり使われません。その結果、筋力が低下し、筋肉が萎縮してしまうこともあります。
3. 血流の悪化と可動域の低下
長時間同じ姿勢でいると血流が滞り、筋肉が硬くなります。これにより、股関節の可動域が狭まり、立ち上がるときに違和感や痛みを感じることもあります。
🔄 悪循環が生まれるメカニズム
股関節は、立つ・歩く・しゃがむなど、日常の基本動作に欠かせない関節です。しかし、座りすぎによって以下のような悪循環が起こります。
- 股関節前面の筋肉が短縮・硬化 → まっすぐ立つ・伸ばす動きがしづらくなる
- お尻や太ももの筋力低下 → 骨盤や腰が不安定になり、姿勢が崩れる
- 骨盤の前傾・反り腰・猫背が定着 → 股関節の動かしにくさや痛みの原因に
このような状態が続くと、将来的には股関節の変形や慢性的な痛みにつながるリスクもあるのです。
💡 今日からできる!予防・改善のためのセルフケア
✅ こまめに立ち上がる
1時間に1回は立ち上がって歩いたり、軽くストレッチをするだけでも効果的です。
✅ ストレッチで柔軟性をキープ
腸腰筋や殿筋を意識的に伸ばすストレッチを日課にしましょう。おすすめは以下のエクササイズ:
- ランジストレッチ(腸腰筋を伸ばす)
- ヒップリフト(殿筋を活性化)
- キャット&カウ(骨盤と背骨の柔軟性アップ)
✅ 姿勢と椅子を見直す
- 骨盤を立てて座る
- 足裏をしっかり床につける
- 背もたれに頼りすぎない
これらを意識するだけでも、股関節への負担を大きく減らせます。
✨ まとめ:股関節の健康は日々の意識から
座りすぎによる股関節の硬さや可動域の低下は、誰にでも起こりうる現代病のひとつ。でも、ちょっとした意識とセルフケアで、未来の健康を守ることができます。
「最近、立ち上がるときに股関節が重いな…」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。今日からできることを、少しずつ始めてみませんか?



