おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は491日目の投稿です。

今回は、野口英世の言葉から「未来」について考えてみたいと思います。野口英世は幼い頃、左手に大やけどを負い、その後の手術をきっかけに医学の素晴らしさを知り、医師を志したと言われています。そんな野口英世の言葉に、「過去を変えることはできない。人生で変えることができるのは、自分と未来だけだ」というものがあります。仕事をしていれば、失敗したり、注意されたり、「もっとこうすればよかった」と後悔することもあると思います。しかし、過去を悔やんでも起きたことは変えられません。大切なのは、「失敗したこと」ではなく、「そのあと自分がどうするか」だと思います。失敗したなら、次はどうすればいいのか。足りなかったなら、これから何を身につけるのか。未来は、これからの自分の行動で変えていくことができます。「未来を変えるために、今の自分に何ができるか。」私自身も過去にとらわれすぎず、今できることを一つずつ行動に移していきたいと思います。

スポーツをしていると、ふとした瞬間に「なんだか痛い」「違和感がある」と感じることがあります。
そのとき、「これはただのケガ?それともスポーツ障害?」 と迷ったことはありませんか。

実は、スポーツによる体の不調には スポーツ外傷(ケガ)スポーツ障害の2種類があり、 原因も対処法も異なります。

この記事では、スポーツ障害の特徴、ケガとの違い、よくある症状、 そして痛みを我慢してはいけない理由を、患者さん向けにわかりやすく解説します。


スポーツ障害とは?

スポーツ障害とは、走る・跳ぶ・投げる・蹴るなど 同じ動作を繰り返すことで、骨・関節・筋肉・腱・靱帯に負担が蓄積し、痛みや動きにくさが出る状態 のことです。

特徴

  • 使いすぎ(オーバーユース)が主な原因
  • ・一度の大きなケガではなく、小さな負担の積み重ねで起こる
  • ・成長期の子どもから大人まで、誰にでも起こり得る

代表的なスポーツ障害

  • ・野球肘・野球肩
  • ・テニス肘
  • ・ジャンパー膝
  • ・オスグッド病
  • ・シンスプリント
  • ・アキレス腱障害
  • ・疲労骨折
  • ・腰椎分離症

ケガ(スポーツ外傷)との違い

スポーツによる痛みは、 「スポーツ外傷(ケガ)」「スポーツ障害」のどちらかに分類されます。

特徴スポーツ外傷(ケガ)スポーツ障害
起こり方一度の大きな力で急に起こる
(転倒・接触など)
同じ動作の繰り返しで徐々に起こる
原因捻挫・打撲・肉離れ・骨折など使いすぎ(オーバーユース)
痛みの出方受傷直後に強い痛み・腫れ最初は違和感から始まり、徐々に痛みが悪化
代表例足首の捻挫、突き指、肉離れ、骨折野球肘、テニス肘、シンスプリント、疲労骨折
回復のポイント安静・固定・炎症コントロール負荷調整・フォーム改善・組織の回復

なぜスポーツ障害は起こるのか?

主な原因

  • オーバーユース(使いすぎ)
  • フォームの問題
  • 練習量の急増
  • 筋力・柔軟性の不足
  • 睡眠・栄養不足による回復不足

これらが重なると、体の修復が追いつかず、痛みが慢性化してしまうことがあります。


「痛みを我慢」していませんか?

「いつものことだから」
「疲れているだけだろう」

と痛みを放置してしまう方は少なくありません。

しかしスポーツ障害は、 小さな損傷が修復される前にさらに負荷がかかることで、症状が悪化することがあります。

放置するとどうなる?

  • ・痛みが長引く(慢性化)
  • ・組織が弱り、ケガをしやすくなる
  • ・疲労骨折や腱の損傷など、より重い状態につながる可能性がある
  • ・競技復帰までの期間が長くなる

こんな症状は受診の目安

以下のような場合は、早めに整形外科やスポーツに詳しい医療機関へ相談しましょう。

  • ・運動後の痛みが2〜3日以上続く
  • ・動き始めに痛みや違和感がある
  • ・安静にしても痛みが引かない
  • ・湿布やセルフケアを行っても改善しない
  • ・腫れ・熱感がある
  • ・日常動作(歩行・階段)に支障がある

スポーツ障害の予防と対処

予防のポイント

  • ・適切な休息をとる
  • ・フォームを見直す
  • ・筋力・柔軟性を高める
  • ・練習量を適切に管理する
  • ・十分な栄養と睡眠を確保する

痛みが出たときの対処

  • ・早めに休養する
  • ・炎症や腫れがある場合は冷却を検討する
  • ・医療機関で診断・リハビリを受ける
  • ・症状が落ち着いてから段階的に競技復帰する

まとめ

  • ・スポーツ障害は「使いすぎ」による負担の蓄積で起こる
  • ・ケガ(スポーツ外傷)は「一度の大きな力」で急に起こる
  • ・痛みを我慢すると、慢性化・重症化につながる可能性がある
  • ・早期の相談と適切な対処が、早期復帰と再発予防につながる

スポーツを長く楽しむためには、 痛みは体からの大切なサインと捉え、無理をせず適切なケアを行うことが大切です。

「少し痛いだけだから大丈夫」と我慢せず、 気になる症状がある場合は、早めに専門家へ相談しましょう。