おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は472日目の投稿です。

バレーボール男子日本代表が、3位決定戦でスロベニアに1-3で敗れ、メダル獲得はなりませんでした。1次リーグは史上初の12戦全勝、準々決勝も含めて13連勝という圧倒的な強さを見せていただけに、悔しさもひとしおです。ただ、今回改めて感じたのが「予選とトーナメントは別物」だということです。予選は積み上げ方式です。多少負けても、トータルで勝ち越せばいい。でもトーナメントは一発勝負。その日の1試合に全てをかけなければなりません。準備の仕方も、メンタルの持ち方も、全く違うステージです。13連勝という自信と勢いが、逆にプレッシャーになった部分もあったかもしれません。「いつも通り」が通用しない場面というのは、確かにあるものです。そういう時に必要なのは、経験を積み重ねることと、本番に向けた特別な準備をすること。日本代表の悔しさを、自分たちへの刺激にしていきたいですね。私自身今大会はとても勇気をもらいました。選手の皆さんに感謝です。

「足首が痛いけれど、年齢のせいかな…」 「昔ひどい捻挫をしたことがある…」

そんな方に知っていただきたいのが、変形性足関節症です。

変形性足関節症は、足首の軟骨がすり減ることで、痛みや腫れ、動かしにくさが現れる病気です。 進行すると歩くことにも影響し、日常生活に支障をきたすことがあります。

また、過去の捻挫や骨折が原因となるケースも少なくありません。 「昔のケガだから大丈夫」と思っていても、数年から十数年経って症状が現れることがあります。


📌 変形性足関節症とは?

足首の関節は、すねの骨(脛骨)足の骨(距骨)が組み合わさってできています。

関節の表面は軟骨で覆われており、歩く・走る・階段を上るなどの動きをスムーズにする役割があります。

しかし、何らかの原因で軟骨が傷ついたり、すり減ったりすると、骨同士が直接こすれやすくなり、痛みや炎症、関節の変形が起こります。 これが変形性足関節症です。


⚠️ 主な症状

変形性足関節症では、次のような症状がみられます。

  • ・歩き始めに足首が痛む
  • ・長く歩くと痛みが強くなる
  • ・足首が腫れやすい
  • ・足首が硬く、動かしにくい
  • ・進行すると変形や可動域制限が目立つ

初期は「少し違和感がある程度」と感じる方も多く、気づかないうちに進行してしまうことがあります。


🤕 昔の捻挫が原因になるの?

はい、足首の捻挫や骨折が原因となることがあります。

特に次のような方は注意が必要です。

  • ・足首の捻挫を何度も繰り返したことがある
  • ・足首を骨折したことがある
  • ・足関節がぐらつく感じが続いている

足首を一度大きく傷めると、関節の安定性が低下し、年月をかけて軟骨や関節の形に影響が出ることがあります。

「昔のケガは治った」と思っていても、数年〜十数年後に症状が現れることは珍しくありません。

また、捻挫以外にも、関節炎・感染症・痛風・関節リウマチなどが原因となる場合や、はっきりした原因が分からないまま発症することもあります。


👤 どんな人に多い?

次のような方は発症しやすい傾向があります。

  • ・昔に足首を強く捻挫したことがある
  • ・足首の骨折歴がある
  • ・スポーツで足首に負担がかかることが多かった
  • ・足首がぐらつく感じがある
  • ・歩くと痛みや腫れが出やすい

若い頃のケガが、何年も経ってから症状として現れることも少なくありません。


❓ 自然に治るの?

残念ながら、変形性足関節症が自然に完全回復することは多くありません。

すり減った軟骨や変形した関節は、何もしなくても元の状態へ戻ることは難しいためです。

しかし、早い段階で適切な治療やリハビリを始めることで、

  • ・痛みを軽くする
  • ・症状の進行をゆるやかにする
  • ・日常生活を快適に送る

といったことは十分期待できます。


💊 主な治療方法

症状や進行度によって治療法は異なりますが、まずは保存療法が中心となります。

  • ・足底板(インソール)で足への負担を調整する
  • ・サポーターで足首を安定させる
  • ・痛み止めや注射で炎症を抑える
  • ・リハビリで筋力・柔軟性・バランス能力を改善する

保存療法で十分な改善が得られない場合や、関節の変形が高度な場合には、手術が検討されることもあります。


🏃 リハビリで大切なこと

変形性足関節症では、痛みを我慢して動かしすぎることも、逆にまったく動かさないことも良くありません。

大切なのは、足首の安定性を保ちながら、負担を減らして適度に動かすことです。

理学療法では次のような点を重視します。

  • ・足首まわりの筋力を維持・向上する
  • ・ふくらはぎや足部の柔軟性を高める
  • ・歩き方や体重のかけ方を見直す
  • ・靴やインソールを活用し、足首への負担を軽減する

足首だけではなく、股関節や膝の動きも含めて全身のバランスを整えることが、症状の改善や進行予防につながります。


🏥 受診の目安

次のような症状がある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。

  • ・足首の痛みが長く続く
  • ・歩行時や階段・坂道で痛みがある
  • ・足首が繰り返し腫れる
  • ・昔の捻挫や骨折後から違和感が続いている
  • ・足首が硬く、動かしにくい

早期に適切な治療を始めることで、症状の進行を抑えやすくなります。


📌 まとめ

変形性足関節症は、足首の軟骨がすり減ることで痛みや変形が生じる病気です。

過去の捻挫や骨折が原因となることも多く、特に足首が不安定な状態のまま過ごしている方は注意が必要です。

自然に完全回復する病気ではありませんが、適切な治療とリハビリを行うことで、痛みを軽減し、日常生活を快適に送ることは十分可能です。

足首の痛みを「年齢のせいだから」とあきらめず、気になる症状がある場合は早めに整形外科へ相談しましょう。