おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は463日目の投稿です。
今日7月23日は7月という月とふみの語呂合わせにちなんで文月ふみの日と制定されています。7月は和暦で文月(ふみづき)と言いますね。由来は書道の上達を祈り行われていた、七夕、にちなんで付けられたそうです。また、陰暦の7月に稲穂が膨らむということから、穂含月(ほふみづき)が転用され、ふみづき、と呼ばれるようになったという説もあります。皆さんは七夕に願い事を書きましたか?その願いは叶うものではなく、叶えるものです。稲穂のように成長し、その願いを成就させることが出来るように、今日という一日から始めましょう。今日があるから明日があります。今を大事にしましょう。願い。もとい目標達成のために今日も頑張りましょう!

「お尻が痛い」「足がしびれる」「長く座っているとつらい」
こうした症状があると、多くの方はまず腰の病気を思い浮かべます。
しかし、実はその原因がお尻の深いところにある筋肉のトラブル、つまり梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)であることがあります。
今回は、腰の病気と間違えやすい梨状筋症候群について、症状・原因・治療・セルフケアのポイントをわかりやすく解説します。
🦴 梨状筋症候群とは?
梨状筋症候群は、お尻の深部にある梨状筋が硬くなったり腫れたりすることで、近くを走る坐骨神経を刺激し、 お尻の痛みや足のしびれを引き起こす病気です。
梨状筋は股関節を外にひねる動きや、体を安定させる働きを担う小さな筋肉です。
一方、坐骨神経はお尻から太ももの後面、ふくらはぎ、足先まで続く人体で最も太い神経です。 梨状筋のすぐ近くを通っているため、筋肉がこわばると神経が圧迫・刺激され、痛みやしびれが現れます。
⚠️ どんな症状が出る?
代表的な症状はお尻の奥の痛みです。 人によっては、太ももの後ろからふくらはぎ、足先にかけてしびれや痛みが広がることもあります。
特に悪化しやすい場面
- ・長時間座っているとき
- ・車の運転が続いたとき
- ・走る・ゴルフ・草むしりなど中腰姿勢が続くとき
- ・自転車のサドルなど、お尻が圧迫される姿勢
反対に、歩き始めると少し楽になる方もいます。
「腰ではなく、お尻の奥が痛い」「座ると悪化しやすい」という場合は、梨状筋症候群の可能性があります。
🧠 本当に神経を圧迫するの?
はい。梨状筋が硬くなることで坐骨神経を刺激し、痛みやしびれが起こることがあります。
ただし、すべての坐骨神経痛が梨状筋症候群というわけではありません。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症でも似た症状が現れるため、正確な診断を受けることが重要です。
💡 なぜ起こるの?
原因の多くは、お尻や股関節への負担の積み重ねです。
- ・長時間の座位
- ・スポーツや長時間の運転
- ・中腰姿勢の繰り返し
- ・姿勢や身体の使い方のクセ
これらによって梨状筋が緊張し、周囲との動きが悪くなることで坐骨神経への刺激が強くなります。
⚠️ 放置するとどうなる?
症状を放置すると、痛みやしびれが慢性化し、日常生活に支障をきたすことがあります。
- ・座ることがつらい
- ・仕事や家事、運転に支障が出る
- ・痛みをかばうことで姿勢が崩れ、腰や股関節にも負担がかかる
また、腰の病気と見分けがつきにくいため、自己判断で放置すると必要な治療が遅れてしまうこともあります。
しびれが広がる・足に力が入りにくい・夜間も痛みが続く場合は、早めの受診をおすすめします。
🏥 どんな治療をするの?
治療の基本は、梨状筋への負担を減らし、筋肉の緊張を和らげることです。
- ・安静
- ・消炎鎮痛薬などの薬物療法
- ・筋肉の緊張を緩める治療
- ・ストレッチ
- ・リハビリテーション
- ・症状が強い場合は注射治療
手術が必要になることはほとんどありません。
🏡 自分でできる工夫
日常生活では、次のようなことを意識してみましょう。
- ・長時間同じ姿勢を続けない
- ・座るときにお尻が強く圧迫されないよう工夫する
- ・痛みが強い動作や姿勢は一時的に避ける
- ・股関節まわりのストレッチを無理のない範囲で行う
「気持ちよく伸びる程度」を目安に行うことが大切です。
📌 受診の目安
次のような症状がある場合は、整形外科への受診をおすすめします。
- ・お尻の痛みや足のしびれが続く
- ・座ると強く痛む
- ・歩行や仕事に支障がある
- ・腰の治療を受けても改善しない
- ・しびれが広がる・力が入りにくい・夜間痛がある
📝 まとめ
梨状筋症候群は、お尻の奥にある梨状筋が硬くなることで坐骨神経を刺激し、痛みやしびれを起こす病気です。
腰の病気と症状が似ているため見逃されやすいものの、適切な評価とケアを行うことで改善が期待できます。
「腰の病気かな」と思っていても、実はお尻の筋肉が原因ということもあります。
痛みやしびれを我慢しすぎず、早めに原因を確認し、適切な治療やリハビリを受けることが大切です。



