おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は461日目の投稿です。

7月の第4日曜日は親子の日と制定されているようです。皆さんは親に感謝の気持ちを伝えていますか?照れ臭くてなかなか言葉にするのは難しいものですよね。「親孝行したいときに親はなし」という言葉が示すように親孝行が出来る時間は限られています。親孝行とは親を大切にして行動することを言うそうです。こまめに連絡すること。休みがあれば顔を見せにいくこと。一緒に買い物やご飯にいくこと。記念日を一緒に祝うこと。などたとえ小さな行動でも親にとっては嬉しいもので立派な親孝行だと思います。親に感謝の気持ちを電話で伝えてみてはいかがでしょうか?

前回の記事では、側弯症のセルフチェックや自宅でできるストレッチ・エクササイズをご紹介しました。

「運動はしているけれど、本当にこれでいいの?」
「側弯症はリハビリで改善するの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、側弯症に対するリハビリの目的や、医療機関で行うリハビリの内容について、理学療法士の視点からわかりやすく解説します。


🧩 側弯症にリハビリは必要?

側弯症では、背骨そのものの形を運動だけで完全に元へ戻すことは難しいとされています。

しかし、リハビリには次のような大切な役割があります。

  • ・姿勢の改善
  • ・背骨にかかる負担の軽減
  • ・筋力・柔軟性のバランスを整える
  • ・痛みの予防・軽減
  • ・側弯の進行予防(特に成長期)

「曲がりを治す」ことだけではなく、体を良い状態に保ち、生活しやすくすることがリハビリの目的です。


🏃 リハビリの目的

側弯症のリハビリでは、一人ひとりの体の状態に合わせて次のことを目指します。

① 姿勢の改善

左右のバランスを整え、背骨にかかる負担を軽減します。

② 柔軟性の改善

硬くなった筋肉を伸ばし、動きやすい体を作ります。

③ 体幹筋力の強化

姿勢を支える筋肉を鍛えることで、背骨を安定させます。

④ 呼吸機能の維持

胸郭の動きを改善し、深く呼吸しやすい状態を保ちます。


🏥 医療機関で行うリハビリ

理学療法では、姿勢だけを見るのではなく、体全体の動きを評価して治療を進めます。

① 姿勢・動作の評価

まずは現在の体の状態を詳しく確認します。

  • ・背骨のカーブ
  • ・骨盤の傾き
  • ・肩の高さ
  • ・歩き方
  • ・日常生活での姿勢

「どこに負担が集中しているのか」を見つけることが改善への第一歩です。

② ストレッチ・柔軟性改善

硬くなった筋肉をやわらかくし、左右のバランスを整えます。

特にアプローチする部位

  • ・胸の筋肉
  • ・背中の筋肉
  • ・わき腹(体側)
  • ・股関節周囲

筋肉の柔軟性が改善すると、姿勢も整えやすくなります。

③ 体幹・肩甲骨のトレーニング

側弯症では、姿勢を支える筋肉が十分に働いていないことがあります。

そのため、

  • ・インナーマッスル
  • ・背筋
  • ・腹筋
  • ・肩甲骨周囲の筋肉

を中心にトレーニングを行い、安定した姿勢を目指します。

④ 日常生活の動作指導

リハビリでは運動だけではなく、

  • ・座り方
  • ・学校や職場での姿勢
  • ・荷物の持ち方
  • ・長時間同じ姿勢を避ける工夫

など、普段の生活で負担を減らす方法もお伝えします。


🌱 リハビリを続けるポイント

リハビリは短期間で大きく変化するものではありません。

大切なのは、

  • ・毎日少しずつ続ける
  • ・正しい方法で行う
  • ・無理をしない

ということです。

特に成長期では、継続的な運動と定期的な経過観察が進行予防につながります。


⚠️ リハビリで気をつけたいこと

  • ・痛みを我慢して運動する
  • ・自己流で負荷をかけすぎる
  • ・左右差を無視して同じ運動ばかり行う
  • ・運動をやめてしまう

気になる症状がある場合は、自己判断せず専門家へ相談しましょう。


📝 まとめ

側弯症のリハビリは、「背骨をまっすぐにすること」だけが目的ではありません。

姿勢や体のバランスを整え、筋力や柔軟性を改善しながら、進行を予防し、日常生活を送りやすくすることが大切です。

成長期のお子さんはもちろん、大人になってから側弯症による痛みや姿勢の悩みがある方にも、リハビリは大きな助けになります。

当院では、一人ひとりの姿勢や体の状態を丁寧に評価し、それぞれに合った運動指導やリハビリを行っています。

「姿勢が気になる」「学校検診で指摘された」「背中や腰の痛みが続く」という方は、お気軽にご相談ください。