おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は457日目の投稿です。
コンクリートと砂浜、どちらが歩きやすいでしょうか。答えはコンクリートですよね。固くて平らで、スムーズに歩けます。では、どちらが足跡が残るでしょうか。こちらは砂浜です。柔らかい砂には、一歩一歩の足跡がくっきりと残ります。コンクリートは歩きやすいけれど、足跡は残りません。仕事や人生もそうです。楽な道、平坦な道を歩けば、その時は快適かもしれません。しかし、そこには何も残りません。一方、困難な道、苦労する道を歩めば、大変ですが、その努力の跡は必ず残ります。新しいことに挑戦する、難しい仕事を引き受ける、誰もやりたがらないことを率先してやる。その時は苦しくても、その経験は自分の中に足跡として刻まれ、成長の証となります。楽な道ばかり選んでいては、何も残りません。時には砂浜を歩くような、一歩一歩が重い道を選ぶ勇気も必要です。今日も一日、足跡を残せる仕事をしていきましょう。

「テニス肘」という言葉を聞くと、スポーツによるケガを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際には、テニスをしていない方でも日常生活の中でよく見られる症状です。
今回は、テニス肘とはどのような病気なのか、なぜ起こるのか、そしてスポーツをしていない方でも発症する理由について、わかりやすく解説します。
🎾 テニス肘とはどんな病気?
テニス肘の正式名称は上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)といいます。
肘の外側にある「外側上顆」という骨の出っ張りには、手首や指を伸ばす筋肉の腱が付着しています。
この部分に繰り返し負担がかかることで、腱の付着部に炎症や微細な損傷が生じ、痛みが現れる状態です。
主な症状
- ・肘の外側が痛む
- ・物をつかんで持ち上げると痛い
- ・タオルを絞る動作で痛む
- ・ドアノブを回すと痛い
- ・安静時は痛くないが、動かすと痛む
日常生活の何気ない動作で痛みが出るため、生活に支障を感じやすいのが特徴です。
💡 なぜテニス肘になるの?
原因は一言でいうと「使いすぎ(オーバーユース)」です。
手首や指を伸ばす筋肉は、物を持つ・支える・操作するといった日常生活のさまざまな場面で働いています。
これらの動作を繰り返すことで、筋肉の付着部に負担が蓄積し、炎症や組織の変性が起こります。
負担がかかりやすい動作
- ・手首を反らす動作を繰り返す
- ・強く握る動作が多い
- ・長時間のパソコン作業やマウス操作
- ・重いものを片手で持つ習慣
テニスではバックハンドストロークで負担がかかりやすいため「テニス肘」と呼ばれていますが、スポーツをしていなくても起こることが多い疾患です。
👨💻 テニスをしていなくてもなる?
結論からいうと、テニスをしていない方でも多く発症します。
発症しやすい方
- ・デスクワークが多い方
- ・家事をよく行う方
- ・重い荷物を持つことが多い方
- ・育児中の方
- ・工具を使う仕事や手作業が多い方
日常生活で手や腕をよく使う方ほど、テニス肘になりやすい傾向があります。
⚠ 痛みを我慢するとどうなる?
初期のうちは「使うと少し痛い」程度でも、そのまま無理を続けると症状が悪化することがあります。
- ・軽い物を持つだけでも痛む
- ・安静時にも違和感が出る
- ・握力が低下する
- ・日常生活に支障をきたす
症状が長引くと回復にも時間がかかるため、早めの対処が大切です。
🛠 改善のために大切なこと
テニス肘の改善には、負担を減らすことと適切なケアが重要です。
- ・痛みが出る動作を一時的に控える
- ・使いすぎている動作を見直す
- ・前腕のストレッチを行う
- ・必要に応じてサポーターを使用する
症状が続く場合は、理学療法による運動療法や身体の使い方の改善が効果的です。
🌿 まとめ
テニス肘はスポーツ選手だけのケガではなく、日常生活の中で誰にでも起こりうる症状です。
「最近、肘の外側が痛い」「物を持つと痛む」と感じたら、無理をせず早めにケアを始めましょう。
適切な対処を行えば、多くの場合は改善が期待できます。
気になる症状がある方は、お気軽に当院までご相談ください。



