おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は454日目の投稿です。
週末、各地で気温が40℃近くまで上昇する予報が出ています。来週にかけても猛暑日が続き、体温を超えるような暑さが連日続く地域もあるとのことです。少し前まで「35℃は危険な暑さ」と言っていたのに、今や40℃が現実になろうとしている。改めて、異常な時代になったと感じます。ここで一つ、意識してほしいことがあります。それは「我慢できる暑さ」と「命に関わる暑さ」は全く別物だということです。「まだ大丈夫」「水分はさっき飲んだ」「エアコンはもったいない」こういった判断が、熱中症の引き金になります。特に今年のような暑さは、体が追いつかないまま症状が進むことがあります。今週末の外出は最小限に、屋外での作業は時間帯を選んで、どうか無理をしないでください。それでは、今日も1日頑張りましょう。

長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用が当たり前になった現代では、「首が痛い」「肩が重い」といった症状を訴える方が非常に増えています。
特にデスクワーク中心の生活を送る方に多くみられるのが頸部痛(けいぶつう)です。
この記事では、デスクワークによる頸部痛の原因と、その対処・予防方法について、理学療法士の視点からわかりやすく解説します。
🧠 頸部痛とは?
頸部痛とは、首まわりに生じる痛み・こり・不快感の総称です。
軽い違和感から、動かすのがつらいほどの強い痛みまで、症状の程度はさまざまです。
主な症状
- ・首の痛みやこり感
- ・肩〜背中に広がる重だるさ
- ・緊張型頭痛
- ・首の動かしにくさ(可動域制限)
- ・腕や手のしびれ(進行例)
これらは日常生活の質(QOL)を大きく低下させるため、早めの対策が重要です。
💡 デスクワークで頸部痛が起こる主な原因
① 不良姿勢(前方頭位)
デスクワークで最も多いのが、頭が前に出る「前方頭位姿勢」です。
頭の重さは約4〜6kgあります。頭が前に出るほど首や肩の筋肉への負担は数倍に増え、筋肉が常に緊張した状態になります。
② 長時間同じ姿勢
身体は「動かないこと」に弱い構造です。
同じ姿勢が続くと血流が低下し、疲労物質が蓄積して痛みが出やすくなります。
③ モニターや机の高さが合っていない
モニターが低いと下向き姿勢、高すぎると反り返った姿勢になり、首への負担が大きくなります。
④ 肩甲骨周囲の機能低下
肩甲骨が外側に開いたまま固まり、背中の筋肉が十分に使われなくなると、首の筋肉ばかりが働いてしまい負担が集中します。
⑤ ストレス・緊張
精神的ストレスは肩や首の筋肉を無意識に緊張させ、痛みを悪化させる原因になります。
⚠ 放っておくとどうなる?
初期は「肩こり」程度でも、そのまま放置すると次のような症状につながることがあります。
- ・慢性的な首・肩の痛み
- ・頭痛が頻繁に起こる
- ・自律神経の乱れ
- ・腕や手のしびれなどの神経症状
症状が慢性化する前に、早めのケアを始めることが大切です。
🛠 今日からできる簡単な対策
① 姿勢を見直す
- ・耳・肩・骨盤が一直線になる姿勢を意識する
- ・顎を軽く引く(引きすぎない)
- ・背もたれを活用する
② 作業環境を整える
- ・モニターは目線の高さに合わせる
- ・キーボードは肘が約90度になる位置に置く
- ・足裏がしっかり床につく高さに椅子を調整する
③ こまめに身体を動かす
- ・30〜60分に1回は立ち上がる
- ・軽く首や肩を動かす
- ・深呼吸をして筋肉をリラックスさせる
④ 簡単ストレッチ
- ・首をゆっくり左右に倒す
- ・肩を大きく回す
- ・胸を開くストレッチを行う
これらは血流改善にも効果が期待できます。
📌 まとめ
デスクワークによる頸部痛は、姿勢・作業環境・動きの少なさが大きく関係しています。
現代では避けにくい問題ですが、正しい知識と少しの工夫で予防・改善は十分可能です。
「少しの違和感だから」と我慢せず、早めにケアを行うことが大切です。
症状が続く場合や、しびれ・強い痛みを伴う場合は、医療機関や専門家へ相談することをおすすめします。



