おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は453日目の投稿です。
人は締切があると頑張れます。逆に言うと、締切がないと全然やりません。子どもの頃、夏休みの宿題、どうでしたか?7月に終わらせた人、ほぼいないですよね。だいたい登校日前日に“覚醒”してましたよね。これ、社会人になっても変わりません。締切が遠い仕事ほど、なぜかギリギリになります。なぜか?人は「まだ大丈夫」と思う天才だからです。なので対策はシンプルで、「自分で締切を前倒しする」ことです。本当の締切が10日なら、自分の中では7日。これだけで、余裕もクオリティも上がります。今日も締切に追われる側ではなく、締切をコントロールする側でいきましょう。

前回は、関節リウマチという病気の特徴や、加齢による関節痛との違いについてお伝えしました。
今回は、診断後に「どのように体を動かしていけばよいのか?」という点について、リハビリの観点から詳しく解説します。
🧑⚕️ 関節リウマチにリハビリは必要?
結論から言うと、関節リウマチではリハビリが非常に重要です。
「痛いから動かさない方がいいのでは?」と思われる方も多いですが、動かさない期間が続くと関節は徐々に硬くなり、筋力も低下してしまいます。 その結果、日常生活がさらに不便になることもあります。
リハビリの目的
- ・可動域の維持
関節の動きを保ち、硬くなるのを防ぎます。 - ・筋力低下の予防
関節を支える筋肉を維持します。 - ・日常生活動作(ADL)の改善
動きやすい体をつくり、生活のしやすさを高めます。
⚖️ リハビリの基本は「無理をしないこと」
関節リウマチのリハビリで最も大切なのは、頑張りすぎないことです。
炎症が強い時期(関節の腫れや熱感がある時)に無理をすると、症状が悪化することがあります。 状態に応じて運動量を調整することが重要です。
- ・痛みが強いとき → 安静や軽い運動にとどめる
- ・痛みが落ち着いているとき → 軽い運動や筋力トレーニングを行う
このように、症状の「波」に合わせて運動量を調整していきましょう。
🏠 自宅でできる簡単なリハビリ
① 関節をやさしく動かす運動(可動域訓練)
関節が硬くならないよう、無理のない範囲でゆっくり動かします。
- ・指のグーパー運動
- ・手首の曲げ伸ばし
- ・肩をゆっくり回す運動
「痛みの出ない範囲で行う」ことがポイントです。
② 筋力を保つ運動(軽い筋力トレーニング)
関節を支える筋肉を維持するために、軽い筋力トレーニングを取り入れましょう。
- ・やわらかいボールを使った握力トレーニング
- ・椅子からの立ち座り運動(太ももの筋力トレーニング)
強い負荷は必要ありません。軽い負荷で回数を分けて行うことが大切です。
③ 朝のこわばりを和らげる工夫
朝のこわばりが強い方は、体を温めてから動かすことで関節が動きやすくなります。
- ・起床後に温かいタオルで手を温める
- ・お風呂の中でゆっくり関節を動かす
無理に動かすのではなく、準備をしてから動くことがポイントです。
🛡️ 日常生活で気をつけたいポイント
リハビリは運動だけではありません。 日常生活の中で関節への負担を減らす工夫も大切です。
- ・重いものを無理に持たない
- ・指先だけでなく手のひら全体を使う
- ・長時間同じ姿勢を避ける
- ・疲れたらこまめに休憩する
例えば、ペットボトルのふたを開ける際は、指先だけで力を入れるのではなく、手全体を使うことで関節への負担を減らすことができます。
👨⚕️ 理学療法士からのアドバイス
関節リウマチは、「うまく付き合っていく病気」です。
大切なのは、
- ・動かさなさすぎないこと
- ・無理をしすぎないこと
この2つのバランスを保つことです。
自己流で頑張りすぎると、かえって関節へ負担がかかることもあります。 医師や理学療法士と相談しながら、ご自身の症状に合った運動を継続していきましょう。
🌱 まとめ
関節リウマチでは、薬物療法だけでなくリハビリも非常に重要な治療の一つです。
適切な運動と日常生活での工夫を続けることで、関節の機能を維持し、生活の質(QOL)の向上が期待できます。
痛みやこわばりでお困りの方は、一人で悩まず、整形外科やリハビリテーション科へお気軽にご相談ください。



