おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は449日目の投稿です。
「トイ・ストーリー5」が3日に公開され、初日だけで観客動員32万人、興行収入4億8000万円超という驚異的なスタートを切りました。洋画アニメーション史上No.1の初日記録とのことです。トイ・ストーリーの第1作が公開されたのは1995年。30年にわたって世界中で愛され続けているシリーズです。初日に映画館に足を運んだ方の中には、子供の頃に夢中になって、今は自分の子供と一緒に観に行った、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。これだけ長く愛されるには、理由があると思います。キャラクターへの愛着、毎回裏切らないクオリティ、そして「また観たい」と思わせる世界観。一つひとつの積み重ねが、30年という信頼になっています。これは仕事にも通じます。お客様に「またお願いしたい」と思っていただけるのは、一度の大きな成果よりも、毎回の丁寧な対応の積み重ねではないでしょうか。長く信頼される存在を目指して、今日も一つひとつを丁寧に頑張りましょう。

腱鞘炎は「安静にしていれば治る」と思われがちですが、実は休めるだけでは改善しないケースも少なくありません。
前回の記事ではセルフチェックやストレッチ、セルフエクササイズをご紹介しましたが、今回はさらに一歩進んで、腱鞘炎を改善していくためのリハビリの進め方について解説します。
痛みがあるけど動かしていいの?
腱鞘炎の方からよくいただく質問がこちらです。
- ・「痛みがあるけど、動かしていいの?」
- ・「安静にしたほうがいいの?」
結論としては、痛みの程度に合わせて「適切に動かすこと」が大切です。
完全に安静にし続けるだけでは、関節や腱の動きが悪くなり、回復が遅れてしまうこともあります。
リハビリの基本は「段階的に進めること」
腱鞘炎のリハビリは、症状の経過に合わせて進めることが重要です。 ここでは3つの段階に分けてご紹介します。
① 炎症が強い時期(痛みが強い時期)
この時期は、まず炎症を落ち着かせることを優先します。
主な内容
- ・手首への負担を減らす
- ・痛みが出る動作を避ける
- ・必要に応じてサポーターを使用する
「頑張って動かす」よりも、まずは負担を減らすことが回復への近道です。
② 痛みが落ち着いてきた時期
痛みが軽くなってきたら、少しずつ手首や指を動かしていきます。
主な内容
- ・前腕のストレッチ
- ・指や手首の軽い運動
- ・痛みのない範囲での日常動作の練習
この時期は、「動かさなさすぎ」にも注意が必要です。 適度に動かすことで、腱の滑りが改善し、回復を促します。
③ 回復期(再発予防の段階)
日常生活や仕事、育児などの負荷に耐えられるよう、手首の機能を回復させていく段階です。
主な内容
- ・軽い筋力トレーニング
- ・手首の安定性を高める運動
- ・生活動作に近い練習
ここまで進めることで、再発しにくい手の使い方が身についていきます。
リハビリでよくある間違い
腱鞘炎の改善を妨げてしまうケースには、次のようなものがあります。
- ・痛みを我慢して動かしすぎる
- ・完全に動かさず固まってしまう
- ・自己流で強いトレーニングを行う
強すぎても弱すぎても回復の妨げになります。 「痛みの出ない範囲で少しずつ」を意識することが大切です。
理学療法でできること
医療機関でのリハビリでは、一人ひとりの症状に合わせた専門的なサポートを行います。
- ・手首や前腕の状態評価
- ・動きのクセや負担の分析
- ・個別に合わせた運動指導
- ・生活動作のアドバイス
特に、「なぜ手首に負担がかかっているのか」を明らかにすることが、再発予防には非常に重要です。
産後の腱鞘炎で大切なポイント
産後は抱っこや授乳などで手首への負担が大きくなるため、通常のリハビリに加えて日常生活の工夫も必要になります。
- ・抱っこの方法を見直す
- ・手首だけでなく肘や体幹も使って支える
- ・休めるタイミングでしっかり休息をとる
「手首だけで頑張らないこと」が、改善への大きなポイントです。
🌿 まとめ
腱鞘炎は、適切なリハビリを段階的に進めることで改善が期待できる症状です。
痛みの程度に合わせて無理なく動かし、セルフケアと専門的なリハビリを組み合わせることで、早期回復や再発予防につながります。
手首や指の痛み、違和感が続く場合は我慢せず、早めに整形外科やリハビリテーション科へご相談ください。


