五十肩のリハビリでは何をするの?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は446日目の投稿です。
今日7月2日は暦上で一年の半分の日となって折り返しの日とされています。今日で1年の前半が終わるということで年初に立てた目標を思い出してください。日々皆さんが目標を立てて行動していることと思いますが、年間目標は意識できているでしょうか?日々の目標については把握できていると思いますが、年間の大きな目標を意識してうまくいっていること・改善が必要なことを振り返りましょう。そして、改善する必要があることの優先順位をつけておきましょう。改善点はいくつかあると思います。中には外部要因によるものもあるでしょう。私達がやっていけることは内部要因に目を向けていくことです。今月は前半振り返りと後半の計画をする大切な月です。気温も高くなってきて過ごしづらい季節になりますが、課題が明確に、目標に向かい熱く取り組んでいけるようみんなで頑張りましょう。

五十肩は時間とともに自然に改善することもありますが、適切なリハビリを行うことで、回復のスピードや最終的な可動域が大きく変わることがあります。
前回は「自宅でできるセルフケア」についてお伝えしましたが、今回はその続きとして、医療機関で行うリハビリ内容と効果的な進め方について詳しくご紹介します。
五十肩リハビリの目的
五十肩のリハビリは、単に肩を動かすだけではありません。主な目的は次の4つです。
- ・痛みの軽減
- ・関節可動域の改善
- ・筋力の回復
- ・日常生活動作(ADL)の改善
つまり、「痛みを取りながら、肩本来の動きを取り戻すこと」がリハビリの大きな目的です。
時期に合わせたリハビリの進め方
五十肩は「炎症期 → 拘縮期 → 回復期」という流れで進行します。 それぞれの時期に合わせて、リハビリ内容も変化していきます。
🔥 炎症期(痛みが強い時期)
この時期は、痛みを悪化させないことが最優先です。
主なリハビリ内容
- ・軽い可動域運動
- ・ポジショニング指導
- ・日常生活での注意点の指導
ポイント
- ・無理に動かしすぎない
- ・痛みのコントロールを優先する
- ・必要以上に動かすと炎症が長引くことがある
🧊 拘縮期(肩が固まって動きにくい時期)
この時期は、硬くなった関節や筋肉を少しずつ動かし、可動域を広げていくことが中心になります。
主なリハビリ内容
- ・関節可動域訓練
- ・ストレッチ指導
- ・肩甲骨の動きの改善
ポイント
- ・痛みを確認しながら少しずつ可動域を広げる
- ・継続して行うことが重要
- ・この時期の取り組みが回復の分かれ道になる
💪 回復期(動くが違和感が残る時期)
回復期では、肩の動きの質や筋力の回復に重点を置いてリハビリを進めます。
主なリハビリ内容
- ・筋力トレーニング
- ・協調性(スムーズな動き)の改善
- ・日常生活や仕事動作への応用練習
ポイント
- ・肩を動かすことを恐れすぎない
- ・再発予防も意識する
- ・「動くけど違和感がある」状態を改善していく
よくある質問(Q&A)
Q. 痛いけど動かした方がいい?
A. 軽い痛みであれば問題ないことが多いですが、強い痛みを我慢して動かすのは逆効果です。痛みの程度を確認しながら行いましょう。
Q. どれくらいリハビリに通えばいい?
A. 一般的には週1〜2回のリハビリと、自宅でのセルフケアを組み合わせることが多いです。症状によって頻度は異なります。
Q. どれくらいで治る?
A. 数か月で改善する方もいれば、1年以上かかる場合もあります。適切なリハビリを継続することで、より良い回復が期待できます。
リハビリを成功させるポイント
- ・無理をしすぎない
- ・自宅でのセルフケアも継続する
- ・その時期に合ったリハビリを行う
- ・不安なことは専門家へ相談する
自己流で頑張りすぎると、かえって痛みが長引いたり症状が悪化したりすることもあります。焦らず、ご自身の状態に合ったペースで進めることが大切です。
🌱 まとめ
五十肩のリハビリでは、「痛みとの付き合い方」と「適切な動かし方」がとても重要です。
焦らず、しかし適切に肩を動かし続けることで、少しずつ確実な改善が期待できます。
当院では、患者様一人ひとりの状態や生活スタイルに合わせてリハビリを行っています。肩の痛みや動かしにくさでお困りの方は、お気軽にご相談ください。



