歩行中のふらつき、その原因は“股関節の筋力低下”?
🦵 股関節筋力低下が引き起こす歩行のふらつき
股関節の筋肉、特に外転筋や伸展筋の機能が低下すると、歩行中に身体の安定性が損なわれ、左右にふらつきやすくなります。 中でも中殿筋の筋力低下は、骨盤の安定性を保てなくなり、「デュシャンヌ歩行」と呼ばれる体幹が左右に揺れる歩き方を引き起こします。👵 高齢者に多い原因
- サルコペニア(加齢による筋力低下)
- 怪我や疾患による下肢筋群の機能停止
🚶♂️ 股関節筋力低下による歩行の特徴
- 骨盤が安定せず、歩行時に体が左右に傾く「体幹側屈」
- 足が外側へ流れるような歩き方
- 片足立ちが不安定で、バランスを崩しやすい
🧘♀️ 理学療法によるアプローチと予防法
✅ 筋力強化
- 中殿筋・外転筋・伸展筋のトレーニング
- 体重免荷でのスクワット
- 横歩きや片足立ち練習
✅ 柔軟性向上
- 股関節周囲のストレッチ
- 関節可動域の改善


