スポーツ中の膝の痛み、原因と対策とは?

おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、251日目の投稿です。
   
ランニングやスポーツ中に膝が痛む経験、あなたにもありませんか? 膝のトラブルはスポーツ障害の中でも非常に多く、多くの人が悩んでいます。 今回は、理学療法士の視点から「膝の痛みの原因・予防法・対処法」についてわかりやすく解説します。

🔍 膝の痛みが起こる主な原因

膝に痛みが出る背景には、いくつかの要因があります。
  • オーバーユース(使いすぎ) 日々のランニングや練習が蓄積すると、膝に過度な負荷がかかりやすくなります。
  • フォームの崩れ 走り方や着地のクセによって、特定の部位にストレスが集中することが痛みにつながります。
  • 柔軟性や筋力の不足 太もも(大腿四頭筋)やハムストリングス、股関節まわりの筋力・柔軟性が低下すると、 膝のサポート力が弱まり、負担が増します。

⚠️ よくみられる膝のスポーツ障害

障害名 症状 よく見られる競技
ランナー膝(腸脛靭帯炎) 膝の外側の痛み 長距離ランナー
ジャンパー膝(膝蓋腱炎) 膝蓋骨の下の痛み バスケ・バレーなどジャンプ競技
半月板損傷・靱帯損傷 急な痛み・腫れ サッカー・ラグビーなど接触や方向転換が多い競技

🧊 痛みを感じたらどうすればいい?

  • 無理をせず活動量を調整する 痛みが強い場合は一旦休息を。我慢して続けると悪化するリスクがあります。
  • アイシングやストレッチ 運動後は膝周囲を冷やし、太ももや股関節のストレッチを行いましょう。
  • 専門家への相談 痛みが長引いたり、腫れや歩行困難がある場合は、理学療法士や整形外科医の診察を受けることが大切です。

🛡️ 膝トラブルを予防するコツ

  • 適切なウォーミングアップ・クールダウンを習慣化する
  • 股関節や体幹の筋力トレーニングを取り入れる
  • シューズやインソールなど用具の見直しも忘れずに

✅ まとめ

膝の痛みは多くのスポーツ愛好者が直面する悩みですが、原因を理解し、正しく対処することで改善・予防が可能です。 症状が気になる場合は早めに専門家に相談し、安心してスポーツを続けましょう!