夜に痛みが強くなる原因とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、198日目の投稿です。
今日は24節季で小暑だそうです。小暑は名前からもわかる通り、「少しだけ暑くなる」という意味を持ち、本格的な夏の到来を告げる節気です。我々の生活や仕事でも、季節の変化と同じように、大きな変化をもたらす時期です。新たなプロジェクトの始まり、新たな責任など「本格的な夏」へと進むための「小暑」のようなものです。こうした変化の初めの一歩が、どれだけ大きな成果をもたらすかは、我々一人ひとりの姿勢次第です。それでは、今日も一日頑張りましょう。

「昼間はそんなに気にならなかったのに、夜になると痛みが強く感じる…」 そんな経験はありませんか?実は、夜間の痛みにはいくつかの医学的・環境的な要因が関係しているのです。
理学療法士の視点から、夜間痛の原因とその対策について、わかりやすく解説します!
1.自律神経の切り替え
日中は交感神経が優位となり、身体が活動モードになります。 夜になると副交感神経が優位になりリラックス状態に入るため、痛みや違和感に意識が向きやすくなります。
2.気温や気圧など環境の変化
夜間の冷え込みや湿度の変化は、筋肉や関節をこわばらせ、痛みの原因に。 冷えに敏感な方ほど、強く感じる傾向があります。
3.身体の使いすぎや疲労
日中の動きや姿勢の影響は、夜になると疲労として現れます。 特に長時間の立ち仕事や同じ姿勢が続いた日は、痛みが増すことがあります。
4.静かな環境と意識の集中
夜は静かになり、余計な音や情報が少なくなるため、痛みに注意が向きやすいです。 またリラックスしている状態では、身体感覚が鋭くなるため、違和感が際立つことも。
5.血行不良や冷え
睡眠時は代謝が低下し、血流もゆるやかになります。 この血行不良が、痛みやだるさを引き起こす原因となることがあります。
6.炎症反応やホルモンの変化
慢性疾患やケガの炎症反応は夜間に強まりやすく、ホルモンの変化も影響します。 リウマチなどの疾患を持つ方は特に注意が必要です。
夜間の痛みに効く!理学療法士おすすめセルフケア
・軽いストレッチや入浴で血行促進
・温かい飲み物や寝具で冷え対策
・同じ姿勢を避け、適度に身体を動かす
・不安やストレスを溜め込まない習慣づくり
・痛みが続く場合は、医療機関や専門職への相談
まとめ
・夜間に痛みが強くなるのは、神経・環境・疲労・心理・血流・炎症など複数の要素が関係している。
・理学療法士の視点では、痛みは身体からの重要なサインと捉え、適切なケアを行うことが大切。
・セルフケア+医療機関への相談で、快適な夜と健康的な生活をサポートできる。

