脱水症状の判断基準とは?
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、177日目の投稿です。
6月といえばジューンブライドですね。なぜ6月の結婚が良いとされるのか、ご存知でしょうか?実は、ヨーロッパでは6月が一年で最も気候が良く、結婚式に適した季節だったからなんです。でも、結婚式が成功するのは良い季節だけが理由ではありませんよね。新郎新婦、家族、友人、式場のスタッフ、みんなが一つの目標に向かって協力するからこそ、素晴らしい一日になるんです。それでは、今日も一日頑張りましょう。

夏の暑さや冬の乾燥だけでなく、高齢者や持病を持つ方にとって脱水症状は年間を通じて注意が必要です。特に理学療法士として、脱水の兆候にいち早く気付き、早期対応することはとても大切な役割です。
今回は、軽度から重度までの脱水症状のサインと、誰でもできるセルフチェック方法についてわかりやすくご紹介します。
脱水症状の主なサインとは?
〇軽度の脱水
・唇や口の中が乾燥している
・めまい、ふらつき、集中力の低下
・手足が冷たい
・のどの渇きを感じる
〇中等度の脱水
・頭痛や吐き気がある
・血圧が低下している
・尿の色が濃く、量が少ない
・強い倦怠感や疲労感
〇重度の脱水(緊急対応が必要)
・意識がぼんやり、または喪失
・痙攣
・体重の急激な減少
・脇の下が乾燥し、発汗が止まっている
脱水チェック!今日からできる6つのポイント
プロが見るべき!問診とバイタルサインの重要性
・血圧、脈拍、体温などの変動
・めまい・頭痛・吐き気などの自覚症状
・水分・食事の摂取量や変化
・立ち上がり時のふらつきや活動量の変化
日常生活でできる脱水予防の工夫
・朝・昼・夜にこまめな水分補給(特に起床後が効果的)
・白湯や味噌汁で補水する習慣を
・季節に応じた対策を意識(夏の多汗・冬の乾燥)
・室温・湿度の調整と衣類の工夫
まとめ
脱水は、ちょっとした体調不良から命に関わる重篤な状態まで引き起こす可能性があります。だからこそ、誰でもできる簡単なチェックと理学療法士や介護職の視点での早期対応がとても重要です。