コンタクトスポーツに多い怪我とそのリハビリとは?

 おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、139日目の投稿です。

 今年も早いもので5月になりました。旧暦では「さつき」といいます。早苗を植える時期の「早苗月」を略したのが「さつき」の語源だそうです。昔の田植えでは、村の人たちは、みんなのことを思いながら仕事をしていたそうです。田植えは、自分のところばかりでなく、他の人の田んぼの作業も協力しながら、村全体の繁栄を考えていたようです。昔の人の田植えのような「人のためになる」仕事を出きるように頑張りましょう。

 

 

 コンタクトスポーツは、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなど、選手同士が接触することが多いスポーツです。これらのスポーツは、チームワークや戦略が求められる一方で、怪我のリスクも高いという特性があります。今回は、コンタクトスポーツでよく見られる怪我やそのリハビリについて詳しくご紹介します。

 

コンタクトスポーツでよく見られる怪我

・靭帯損傷

 靭帯損傷は、特にサッカーやラグビーで多く見られる怪我です。急激な方向転換や衝突によって、膝や足首の靭帯が損傷することがあります。これにより、痛みや腫れが生じ、動きが制限されることが多いです。

・骨折

 コンタクトスポーツでは、衝突によって骨折することもあります。特に腕や足の骨折が多く、選手は長期間のリハビリが必要になることがあります。骨折は、選手にとって非常に痛みを伴う怪我であり、復帰までの道のりは長いです。

・筋肉の肉離れ

 筋肉の肉離れは、急激な動きや過度の負荷によって発生します。特に太ももやふくらはぎの筋肉が影響を受けやすいです。肉離れは、選手がプレーを続ける上で大きな障害となります。

・打撲

 打撲は、コンタクトスポーツでは非常に一般的な怪我です。選手同士の接触によって、体のあらゆる部分に打撲が生じることがあります。痛みや腫れが伴い、場合によっては内出血が見られることもあります。

 

怪我の予防法

・トレーニングの重要性

 怪我を予防するためには、日々のトレーニングが欠かせません。筋力トレーニングや持久力トレーニングを行うことで、体の強度を高め、怪我のリスクを減少させることができます。

・ストレッチとウォームアップ

 運動前のストレッチやウォームアップは、筋肉を柔軟にし、怪我を防ぐために非常に重要です。特に、関節の可動域を広げることが怪我の予防につながります。

・適切な用具の使用

 コンタクトスポーツでは、適切な用具を使用することが怪我の予防に繋がります。例えば、サッカーでは適切なスパイクを選ぶことが重要です。これにより、足元の安定性が増し、怪我のリスクを減少させることができます。

 

怪我のリハビリテーション

・初期の応急処置

 怪我をした際には、まず応急処置が重要です。アイシングや圧迫包帯を使用して、炎症を抑えることが必要です。これにより、痛みを軽減し、回復を早めることができます。

・リハビリのステップ

 リハビリは、段階的に進めることが大切です。初めは安静にし、徐々に軽い運動から始め、最終的には競技復帰を目指します。リハビリの過程では、専門家の指導を受けることが推奨されます。

・専門家のサポート

 リハビリには、理学療法士やトレーナーのサポートが不可欠です。彼らは、適切なリハビリプランを提供し、選手が安全に復帰できるようにサポートします。

 

まとめ

 コンタクトスポーツは、怪我のリスクが高い一方で、非常に魅力的なスポーツです。怪我を恐れずに楽しむためには、予防策やリハビリの知識を持つことが大切です。