手根管症候群の原因と対策
おはようございます。理学療法士の水尻です。今日は、61日目の投稿です。
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手根管症候群は、手の痛みやしびれを引き起こす一般的な疾患です。特に、パソコン作業や手を使う仕事をしている方に多く見られます。今回は、手根管症候群の原因や症状、診断方法、治療法、そして日常生活での対策について詳しくご紹介いたします。
手根管症候群の原因
手根管症候群は、手首の手根管という狭いトンネル内で正中神経が圧迫されることによって引き起こされる症状です。このトンネルは、手首の骨と靭帯によって形成されており、正中神経と腱が通っています。圧迫されることで、手や指に痛みやしびれが生じるのです。
主な原因は以下の通りです。
・手の酷使
長時間のパソコン作業や手を使う作業が原因。
・妊娠や糖尿病、甲状腺疾患、肥満
これらの健康状態もリスク要因になります。
・女性に多い
ホルモンの影響も関与しています。
手根管症候群の症状
手根管症候群の症状は、主に手のひらや指に現れます。特に、親指、人差し指、中指、薬指の一部にしびれや痛みを感じることが多いです。夜間に症状が悪化することもあり、手を振ったり、マッサージをすることで一時的に改善することがあります。進行すると、手の力が弱くなり、物を持つことが難しくなることもあります。
手根管症候群の診断方法
手根管症候群の診断は、医師による問診や身体検査が基本です。特に、手首を圧迫するテストや、手の感覚を確認するテストが行われます。また、神経伝導速度検査や超音波検査を行うことで、正中神経の圧迫の程度を確認することもあります。
手根管症候群の治療法
手根管症候群の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。
・軽度の場合
安静や手首の固定、消炎鎮痛剤の服用が推奨されます。
・中等度から重度の場合
ステロイド注射や手術が必要になることもあります。手術では、手根管を広げることで神経の圧迫を解消します。
日常生活での対策
手根管症候群を予防するためには、日常生活での工夫が重要です。例えば、パソコン作業をする際は、手首を正しい位置に保つことが大切です。また、定期的に休憩を取り、手をストレッチすることも効果的です。さらに、手首を冷やすことで炎症を抑えることができます。
まとめ
手根管症候群は、手の痛みやしびれを引き起こす疾患ですが、早期の診断と適切な治療によって改善が期待できます。日常生活での予防策を取り入れ、健康な手を保ちましょう。もし、手の不調を感じたら、早めに専門医に相談することをお勧めいたします。